「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「正月が往く」

2018年01月04日 | 幼馴染の動向

     

お正月帰省の第1陣は、近くに住む娘一家が元旦の夜やって来た。
高2の長男、中3の次男、小2の三男ともに食欲旺盛。食べるは食べるは。特段のおせち料理というわけではないが、それぞれの好みに合わせた料理は完璧なまでに揃っている。「もう今はいい」というほど満腹に。そしてそれぞれにお年玉をむしられた。

夜は遅くまであれやこれやの大賑わい。特に将棋の駒で遊ぶことを覚えた三男のお陰で、みんなが引っ張り込まれて「はさみ将棋」「回し将棋」「山崩し」と。久しぶりに子供時分にもどった遊びの仲間入りをした。

帰省第2陣の倅一家は、3日の夜遅くに帰省。初日はそれらしいことは何もなく、ただ寝るだけ。
明けて今日は、久しぶりのジジとの散歩を喜ぶ希姫。お天気に恵まれた海の公園で、貝殻拾いや何かで3時間近くお付き合い。夕方からがお正月。と言ってもビールを飲めばジンマシンが出る倅。お屠蘇もないまま、こちらもひたすら食べるだけ。

そんなこんなで正月も往ってしまった。
どいつもこいつも、自分のゲーム機を持っている。油断をするとすぐに下を向いて、黙々とのめり込んでいる。
我が家に来たときはゲームご法度。従って将棋の駒でみんなが輪になって遊ぶ賑やかさがある。

羽根つき・たこ揚げ・コマ回し・それにおはじき、と言ったような遊びは遠い遠い過去のこと。
もっとも、ヘタにたこ揚げすれば、切れた糸が電車を停める騒ぎになるご時世。考えモノではある。
それにしても、正月にはみんなが寄って楽しんだ昔の遊びは、今は小学校1年生を対象にした「むかし遊び」という、授業の一環として、我々社会福祉協議会に伝承の依頼がくるようになった。いわゆる骨とう品扱いである。

今さら昔に戻ろうとか、昔はよかった、など回顧録をひもとくつもりはない。
ただ、小学2年生にクリスマスプレゼントの希望を訪ねたら「スリーDSのチップ」という。4800円の代物である。仕方がない。これはこれで買い与えて「いいか、バットの素振りは1日30回」という条件を出すのが精一杯。

そんな意味でも、昭和の正月が懐かしい。結局は遠い昔を偲んでいる。ウ~ンオレも〇〇かな~

コメント
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