拙ブログが4000日目を迎えたという感慨を記したのは2週間と少し前。
今日は、と振り返ってみればブログ開設から11年の歳月が流れたことになる。ということは明日は「世の中ちょっとやぶにらみ」の12回目の誕生日を迎えるということだ。つまり今日は、誕生日の前夜だから「バースデーイブ」とでも名付けておこう。
産みの苦しみとでもいうのだろうか、親しい友から勧められてその気にはなったものの、正直なところ難産であり、これから長いこと続くのだろうかと、半信半疑でやや腰が引けていた。それが2008年4月30日「お待たせ!ブロガー仲間入り」とばかりに、肩で風を切って?デビューした。一方で「厚かましいことなんじゃないかな」と思いながらも、持ち前の勝手流で思いの丈をやや遠慮がちにしたためていた。
目を通してもらっている実感がわき始めたのは、コメントを寄せて頂く有り難い共に恵まれたことである。
何様でもなければ、格別の文才があるわけでもない。ただ過去に長年にわたる随筆執筆の経験を持っているというのが、自分を支えるささやかなつっかい棒であったように思っている。
あ~でもない、こ~でもないと言いつつ、様々な思いを綴って来た11年間。無駄ではなかった。
世間を観る眼が大いに変わった。視野も広がった。視野が広がれば思考の角度も広がった。これは飽くまでも自惚れ自己評価の最たるものである。と意識しつつ、また明日から。