恒例の会社OB会の大花見。
まさに絶好の花見日和に恵まれて、今を盛りの満開のさくらの下、約110人に及ぶ盛大な花見が行われた。これほどいい条件に恵まれた大花見は、近年には珍しい素敵な一日となった。懐かしい友との語らいも満足なものであった。
そんな中でただ一つ残念なのは、昨年まで長く一緒に参加して来た同級生が、今年から来なくなったことである。
格別体調が悪いわけでもなく、むしろ山奥ののんびり暮らしで元気そのもの。そんな山奥ののんびり暮らしが身に付き過ぎて、麓まで下りて酒を飲むなどという行為そのものが億劫になったようである。まして飲酒となればクルマを使えない。公共交通機関などないに等しい。
そんなわけで、街中でのこのような会合に、出るのも帰るのも大仕事。タクシーなど使えば、お迎え料金など含めると大変な出費になる。そこでとうとうOB会を脱退したいと言い始めた。事情が理解できるだけに止めることも出来ない。
彼のような理由や、高齢化で年々参加者は減る一方。かつては200人近い参加者であったものだ。
かく言う自分自身もいつまで参加できるのか、自分にも、誰にも分からない。
それだけに、いつもながらの言い草ではあるが「過去は過去、未来の保証など無いに等しい」ということで「今を大切に」「人間やっぱり今が旬」を改めて胸に刻みたい。
中学校の喜寿同窓会でもぶち上げた言葉でもある。今、存分にやっておかないと!!