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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「覚悟の7月」

2019年07月06日 | 地域活動

     
       下見開始前のミーティング               過去に骨折事故を起こした仮橋(今年は使用しない)

降りそうで降らない梅雨空のもと、午前7時集合で海岸清掃の現地調査へ20人招集。
それぞれの担当者や部署の責任者を集めて、7月21日本番の「瀬戸内海環境保全大作戦」海岸清掃の下見である。
何故今日なのか。本番当日と潮の干満が極めて近いことから、潮位はどの程度か、漂着ゴミの量や内容・状況は、対応に必要な用具や回収方法の具体策など、それぞれ担当者の目で確かめ、本番に備えてどのような準備をするか。という予備知識を蓄えてもらうのである。

執行部がいくら声を大きくして叫んでも通じないことが多いボランティア活動では、こういった直接の担当者の代表に、あらかじめ問題点を投げかけたうえで、実際に現場を踏んで事前調査をすること。これが何よりの成否の分かれ目となる。と信じている。
特に、安全確保・熱中症対策などは、準備に準備を重ねて、何事もなく終わらせることこそが執行部の腕の見せ所である。
500人600人という不特定多数を集めて、真夏の炎天下の作業である。注意力も散漫になりがちなところを、如何に事故無く終わらせるか。
神経を尖らせるところである。

今日の現地調査を踏まえて5日後には、それぞれの担当者が声をかけた身内の参加者を集めた実行委員会を開催する。
微に入り細にわたる資料をこしらえ、実行委員会で検討する。「塩飴は」「熱中症対策飲料は」「給水所の目印・パラソルは」「AED設置は」などなど
ありとあらゆる質問に答えられるよう、対応を練る。買い出しに走る。

そうこうして、ほぼ完璧と思いながら本番を迎える。
終わったその日に、撮った写真と記事をまとめ、翌日の午前中には印刷屋さんに提出する。そうしなければ8月1日発行の機関誌掲載に間に合わない。
まさしく、覚悟の7月である。一仕事終えた後の「泥落とし」という名のビールがさぞかし旨かろう。
それもこれも、全てが無事に、順調に終わった時の話である。やるっきゃないな~。それにしても暑いね~7月は。

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