「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「さらに一歩を」

2019年10月24日 | おせっかい

                
                    グラウンドゴルフを始める前のラジオ体操

「大きなおせっかい」かなと思いながら始めた、小さな団地の小さなグラウンドゴルフ同好会。
賛同者11人を得て、先ず先ずの軌道に乗り、かれこれ半年を過ぎた。
高齢者の集まりであることは言わずもがな。「足腰が弱った」「運動不足が補えない」「もう少し早く歩きたい」など身につまされる声が聞こえる。

そこで一案。「ゲームを始める前にみんなでラジオ体操をしましょう」。涼しさが増してきた10月に入ってから提案に文句なし可決。
当然ながら真夏の太陽のもとでのラジオ体操は如何なものか。それはまた来年考えればいい話。ということで早速取り入れた。
「私のうちにラジオ体操のCDがあるよ」「私がラジカセ持ってきましょう」。話は早い。

ゲーム前のたった3分。でもこの3分は、健康増進、活力注入の魔力を秘めている。みなさん大真面目。
こうなったら、グラウンドゴルフそのものは別として、ラジオ体操だけにでも参加を呼びかけよう、ということになった。
今はまだラジオ体操だけの参加はないが、長く続けていれば案外参加者が増えるかも。

なんのサークルもサロンもない、グループ活動など何もない。そんな団地に思い切って声をかけたグラウンドゴルフに、団地としての活動の手ごたえを感じている。ご近所支え合い、向こう三軒両隣の原点がここにある。などと身構えることでもないのかもしれないが、将来的にそうなってくれれば言うことなし。               

    
        特別に技量を競うわけではないが、ホールインワンは気持ちいいものだ。ついつい狙ってしまう。

1ラウンド1時間弱。2ラウンドを1日のゲーム時間と決めて、疲れが出る前に終わるように設定してある。
目下我が同好会では、最も若い人で1950年生まれ、69歳。最高齢1935年生まれ、84歳である。
年齢を気にせず、だれにでもフランクに参加出来るところが、グラウンドゴルフの魅力である。但し、公式試合となると、年齢、特に生年月日は重要な申告条件なのである。同点で試合が終わったとき、生年月日の早い人つまり1日でも年の多い方が勝者となる。というルールがある。

                  
ラウンドとラウンドの間の約15分の休憩時間が、それはそれは賑やかな情報交換の場であり、井戸端会議の場になる。
この時の話題の主役がその日の勝者とは限らないところもまた面白い。

「人間は年齢で老いるのではない」という格言がここにも息づいている。人間幾つになろうと「人生やはり今が旬」なのである。

コメント (2)
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