3ヶ月に1度、口腔ケアー・虫歯予防定期検診で歯医者さんに通っている。
何度通っても、痛くてたまらない部分を完全に治してもらっても、その場限りの感謝の念は湧くが、喉元過ぎれば痛さを忘れて「二度と行きたくないところだ」と思う。歯医者さんにとっては割りの合わない感情であるが、できれば行きたくない。あの色んな音を聞きたくない。とつい思ってしまう。
3ヶ月ぶりの定期検診が今日であった。
大真面目に予定時刻に到着。早速個室に招かれ、様々な器械のあのイヤな音を聞かされて、口を大きく開けたり閉じたりまた開けたり。実際にはそう長い時間でもないのに「早く終わっておくれ」とこぶしを硬く握って祈る。「ハイ、今日はこれで終わります。また大事にして3ヶ月先にお会いしましょう」と送り出されて会計へ。
会計が終わったところで、院長先生が「yattaro-さんお目出度うございます、表彰状が届いています」。と恭しく賞状を見せて記念撮影し副賞も手渡された。オレがいったい何をしでかしたの?
実は80歳を迎えた時点で自分の歯が20本健在であったこと。つまり歯の健康を維持する指針としてハチマル・ニーマル運動の合格者である、ということ。山口県歯科医師会会長から授けられたもので、早い話が、世の中にごまんといる歯の健康保持者の仲間入りということ。まあこれも、80歳を元気で迎えられた一つのバロメーターであり、健康へのオマケとして、単純に喜んで頂こう。
「歯の噛みしめが強すぎるので、普段から緩める努力をしてください」「歯磨きに力を入れすぎないように柔らかく磨いて下さい」などと、耳にタコが出来るほど注意され続けてきた。そんな注意を少しは守ってきたことで、ヒョーショージョーになったのなら、素直に有り難うと申し受けたい。