二階の窓から遠く海を臨む、まだら雪景色 普段は茶色の枯れ草地面を、白塗りの化粧で模様替え
日本列島を襲う寒波は、日本海側を中心に大雪の恐れがあり、車の立ち往生など物流を妨げる大渋滞に声を大きくして警戒が呼びかけられた。
まさに予報通り、というか比較的暖かいこちらでは想像以上の冷え込みに怯えた。道路に5cmも雪が積もれば、1日中交通マヒを起こしかねないノンビリ地方。「この冬一番の体感寒さ」と言えそうな、さっむ~~い朝を迎えた。
こんなのは雪なんていわないよ、とお叱りの声も聞こえそうだが、日本列島の形状、存在する緯度・経度などによって、これほどまでの違いがあることに驚くのは私たち自身であり、雪国の皆さんのご苦労に心からのお見舞いを申し上げる次第です。
そして、1年に2回か3回しかお目にかかれない、白く化粧した朝の珍しさについ興奮を覚えてしまう。写真も撮って残したくなる。この不謹慎をお許しあれ。
玄関わきの小さな植え込み。ばらまいたような雪がお似合い
寒さとコロナに恐れをなして、お家籠りを続けてばかりはいられないこの身。リハビリを兼ねて足腰鍛錬は続けなければ、と気持ちでは焦っているのに、現実は「風邪でも引いたら怖いよね」などと、不要不急の外出も必要最小限のリハビリ外出も一緒くたにして、控え過ぎているようだ。
そうして家の中でパソコンに向かえば、ここんところ不調を来しているパソコン相手に、肩がこるのも忘れて向き合ってしまう。
昨夜はと言えば、世界を相手に堂々と渡り合う女子カーリングの対アメリカ戦を夜遅くまで応援。目覚めが良くないかなと思ったところを、窓の向こうに広がる見渡す限りの銀世界。気持ちよく行動に移り、パソコン修繕にも気持ちよく取り組んだ。延べ何日間かけてあずりまわったのか。やりゃー出来るのだ。お昼の防災無線が鳴るころには完全解決して自由に使えるようになったではないか。よくやった。普通なら何人かの友を尋ねたり、長電話で迷惑かけたりするところを、コロナ自粛と寒さが「本気でやってみなはれ」と背中を押した。
結果的に言えば「なんだそれしきのことか」という程度のレベルかもしれないが、本人にとってはそこから前に進めない相手をどうやって動かすか。
パソコンに限らず、こっちの思い通りに動いてくれるほど甘い世界ではない。先ずは気をよくして、また明日から。