「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「敬意の下ごしらえ」

2023年03月05日 | つれづれ噺

  
    丁寧に二段の足場を組んでシートで覆って         二段の足場にそれぞれの階段を付けて

外壁塗装工事に向けてガチガチの足場が組まれシートで覆われた見る影もない我が家は、やがて装いを改め生まれ変わってお目見えする、はずである。
足場職人経験10年という屈強な若者二人が、息つかせる間もないほどせわしげにしかも手際よく、決められた部材を決められた場所に間違いなく組み合わせていく。一旦仕事を始めたら話しかけるさえ憚られるほどの緊迫感でたちまち足場が締まっていく。

そんな完璧な足場を使って明日は先ず家全体の水洗から始まるのだそうな。そっか、よしそれなら職人さんの仕事がやりやすいように出来ることをしておこう。思い立ったらやってしまいのがわりーくせ、というほどでもないが兎に角、家の周辺特に足回りを整理整頓しておこう。職人さんの水洗の手を停めさせないように、スムースに作業が運ぶように。早い話が、職人さんの機嫌を損ねないようしっかりいい仕事をしてもらおうという下心かもね。

それにしてもやり始めたら出てくるは出てくるは、何のためにこんなものをここにいつまでも置いていたんじゃろう。これも捨てようあれも処分。
何年ぶりにここまで手を付けたのだろう。逆に言えばいったいいつまで不用品を蓄えておくのか!しっかりせーや!!お叱りの声が聞こえてきそう。
そうしてこうしてその結果、我ながら見違えるほどに我が家の足元が明るくなった、すっきり身軽になった気がする。

この外壁塗装工事も終活の一つなら、こうして不要蓄積物の思い切った処分もまた終活の一つになるに違いない。それにしても、足場の低い鉄筋をくぐったりまたがったり足腰のきしむ作業ではあった。でもやり切って明日の朝気持ちよく職人さんを迎えられるのは心地いい。少しのお疲れもあって今夜の寝つきはよさそうだ。いよいよ明日から。

コメント (2)
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