一日のテレビ放送に占める天気予報の時間はいったいどのくらいあるのだろう、などと勘繰ってみたくなるほど天気予報、気象情報が頻繁に報じられる。それは時にまたかよと邪険に目をそらすこともある。ところが大切な行事やお楽しみ会などを予定していると、その日の予報は早くから気になるし、晴れておくれと願いながらお日様マークに安堵したり喜んだりする。
国家試験の難関を突破して資格を得た気象予報士さんによる天気予報は、災害発生の多い近年特に貴重な情報として扱われるようになった。
そんな背景もあって、アメリカでは今日は「気象予報士の日」と定められているそうな。
気象予報士は、さまざまな観測データから総合的に判断し、独自の天気予報を行う気象のスペシャリスト!想定外の異常気象が後を絶たない昨今、気象情報は農漁業、交通、流通産業、観光・レジャー産業など、あらゆる社会機構にとって欠かすことができません。
気象に関する正しい情報を提供し、アドバイスできる人材として、気象予報士のニーズは高まっています。というのは気象予報士学院の生徒募集要項の一節であるが、当を得ているとおもっている。
明日の朝はまとまった雨になります。などと予報が流れると、オッ明日は少し早めに起きて早めに出かけないと渋滞するぞ、などと考えたのは昔の話。今では、孫君の通学時間帯に雨じゃかわいそうに、などと思う程度。そんなふうに、いまでは天気予報は私たちの身近な生活の中に溶け込んだ大切な情報である。日本でもどこかに気象予報士の日を作ってあげてもいいね~。