「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「試練への入門」

2025年01月18日 | 家族・孫話

  
  昨年夏県大会ベスト4をかけて大奮闘    結果は敗戦べすと8止まり、涙が止まらない孫君

1月18日土曜日そして明日日曜日。日本列島は共通一次試験一色に染められている。
高校から大学へ。名門校を目指す人、自分の専攻する道を探求する人、それぞれに蓄えて来た学力・知識が問われる、ある意味一生を左右しかねない、厳しい局面に立たされる。などと考えると切迫した緊張に追い込まれかねない。そう視野を狭くして堅苦しく考えない生き方もあるのではないか、などと無責任かもしれないがそう思っている。

人生百年時代、気持ちよくいい人生を長く生きようと思えば、今日明日の共通一次試験で全てが決まるなどと自分を追い込まない方がいい。本人にとっては出来る限りの努力で今日と言う日を迎えている。努力はしたのだ、その結果が世間に受け入れられなかったからと言って、自分の人生が終わるのかい?と訊きたくなる。いずれにしても競争社会であるからには全員が勝者とはならない。だからといってこの時点で敗者などと考えない方が人生の幅が広がって面白いと思うよ。人生における努力の結果が今日明日で判明するものじゃないよ。人間の努力の多い少ないが幸福を分けるものじゃなく、休まずたゆまず努力し続けることこそ肝要。

ま、そんなややこしい話はともかく、間もなく中学校生活を終える孫君の今後が気にかかって仕方なかった。中学3年間の野球部生活が無駄ではなかった証しとして、高校からの誘いも複数受けていた、そんな中某私立高校から「特待生入学」の指名を受けた。高校野球としてはあまり強くない、いわゆる実績はほとんどない地元の普通科高校からのご指名に心動かされたようである。

もって生まれた運動神経の確かさ、強靭な身体能力、そして何より野球好き・サッカー好き、走るの一番。そんな3歳の頃から、ジジのペットみたいに野球を教えた。じきにジジを追い抜くほどに成長した。その間ジジも調子に乗り過ぎて「兎に角野球を上手になれ」それだけ。「勉強しろ」とはあまり言わなかったねー。真面目一本の彼はジジの言葉を信じて、学業はそこそこ、でも野球は人の目を引くものを持っている、とジジバカ丸出し。但し、スポーツマンの厳しさ、チームワークの大切さ、練習することの厳しさ、闘う相手は他人じゃないよ自分だよという哲学も教えている。やってみなはれ好きなように。今野球を抑えたら生涯後悔する。
人生100年時代とは孫君のためにある言葉。先ずは目の前の試練の道へ飛び込めばいい。スンナリ思いが通るほど甘い世界はない。躓いても転んでも立ち上がる気力だけは持ち続ける孫君でいるよう、まだまだ叱咤激励を送り続けなければ。たとえ迷惑がられても。

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