「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「医師の使命」

2024年08月11日 | 健康イチバン!

「肩腱板断裂」
 修復術の医師と患者の交流

2021(令和3)年11月10日の診察で、左肩腱板断裂の縫合による修復術を受けることを最終決定。そこから、麻酔科による全身麻酔のリスクの説明ほか術後投与する痛み止め薬剤師との面談などなど、終いには頭の中で咀嚼できないまま、言葉が右の耳から左へ通過するほど多くの説明を聞かされたと記憶している。

あれから一昨日の診断を終えて、ようやく修復執刀医から「左肩完全復活」というお墨付きを頂いた。2年10ヵ月という長きにわたる医師と患者の関係を維持して来た。というよりは、維持して頂いた、見守って頂いたということである。感謝しかない。

「もう大丈夫ですね。でも何か異常を感じたらすぐに訪ねて来て下さい」という医師の言葉を深く噛み締めると同時に「先生は一人の患者とのお付き合い期間はおよそどのくらいですか」と思わず訪ねてしまった。イヤな顔一つ見せず「患者の部位や病状の重軽によって変わりますが、整形外科の場合、特別に短い人で半年。どうかすると5年の人もある。多くの場合2年~3年は診ていますよ」との説明。そっか~患者一人につきそれほどの長さを経過観察に充てているということか。内科疾患に比べると整形外科は縁切りが早いという先入観があったが、とんでもない話、実に長いお付き合いであることに感心した。

それほどの長い間経過観察が続けば、患者は増える一方。だから広島西医療センター整形外科2番診察室は待たされるのだ、と納得した。一昨日の診察も受け付けから名前を呼ばれるまでに2時間15分待たされた。もちろん予約時刻は明記されてはいるが、実際には予約日は大切でも予約時刻などは屁の河童みたいなものだ。などと愚痴はこぼしても、担当医師の確かな技術と患者を大切にする心構えには深い感謝と尊敬の念を抱いている。

込み合う国道2号線をクルマで約40分の場所にある医療センター。はてさて何回通ったであろう。回数などどっちでもいい。2年10ヵ月を面倒見てもらってこのたび、晴れて完治。 やはり健康こそイチバンである。


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