初めてこの目で確かめる、京都時代祭り
黄金色に実った田んぼの収穫も終わり、感謝の秋祭りがそこかしこで繰り広げられている。千年の古都京都では、三大祭りの一つ「時代祭」が華やかに行われた。
深まる秋を楽しんでみたくて、時代祭見物と洒落込んだ。
聞きしに勝る絢爛豪華。京都ならでは、京都にしか出来ないお祭りの奥行きを、この目にしかと焼き付けた。京都御所を出発しておよそ2時間40分、平安神宮に到達する。
その間、河原町通り・丸太町通り・烏丸通・御池通りなど、何度か耳にしたことのある大通りを練り歩く。
行列に使用されている、見るからにサラブレッドを思わせる、お腹を絞りあげられた、芸術品とも言われる競走馬が数十頭が花を添える。
行列は、維新勤王隊列を先頭に、幕末志士列、江戸時代、安土桃山時代・・・藤原時代、延暦時代へとさかのぼって行く。それぞれの時代を象徴する見事さがある。
一行が通り過ぎる2時間余りを立ち見で必死に見学。足のだるさも膝の痛さも忘れていた。見事という言葉がピタッと当てはまるお祭りを心から愉しんだ。
ご存知の方も多いだろうが、せっかく現場に行って目に、耳にしてきた時代祭りの由来などひとくさり・・・。
時代祭は平安神宮のお祭りである。つまり、平安遷都千百年を記念して、平安京創始である第十五代桓武天皇を御祭神として、明治28年に平安神宮が創建された。
これを奉祝する行事として創建当時から、毎年京都の誕生日に当たる平安遷都の日、10月22日に時代祭が行われる。ということである。
気持ちよく時代祭を見学。深まる秋を楽しむ京都、さて次なる目標は。
そうだ、戦国時代の武将ひしめくお隣滋賀県の琵琶湖めぐりでもしてみよう。
ではまた明日。
一度は生で・・・まさしくこの思いで、突き動かされました。
とってもいい、深まりゆく秋の一日でした。
コメントさせていただきましたのはkeiです。
最初から最後まで、やはりじっと立ち見では少々応えますね。
でもよくご覧くださいました~。
大変な人出で、背伸びしたり人の頭をよけるようなお祭り見物でした。
終わってみると、2時間の立ちっ放しは少々お疲れでしたが、見る時は必死でした(笑)
幕末志士列では、長州、桂小五郎が最初に。次いで薩摩西郷吉之助。三番手が、土佐坂本龍馬でした。
そう言えば龍馬は、紋付き袴によれよれの革靴を履いていたような。
血沸き肉踊る時代祭りをたっぷり生で見物してきました。
衣装も調度も綿密な時代考証がなされていると聞きます。
まさに「時代絵巻」が繰り広げられる始まりの頃、よいお写真ですね。
ここは烏丸御池の交差点付近、後方には北から下がってくる姿も同時に見えていますね。
「二時間余りを立ち見で必死に」、結構じっと見ているのはきついとは思うのですが、お気持ちはそれを上回ったご様子です。
私も大河ドラマ「龍馬伝」放映中は、龍馬さんの姿をひと目と思ったものです。
大好きな龍馬さんは下駄?靴?それとも…靴は靴でも…でしたか(笑)
特に、江戸時代終わりから明治維新のころの、山口県人(長州)の篤い改革志望には大きく心動かされます。