歓喜ふたたび! ワールドカップ・ニッポン、スペインに勝利 !!
クロアチア戦に敗れたことで、決勝トーナメント出場の道は閉ざされたかのような下馬評が多かった。
天邪鬼かもしれないが、そういった下馬評というか、指導者の力量を過小評価する論調にはやたら逆らってみたくなる。
やみくもにただ勝つことだけを周囲が信じ過ぎるのも、選手や監督にとってはやり辛い面もあるかもしれないが、やってもみないうちから、あ~だ・こ~だと1億総評論家になったような論調には付いて行けない。
実際に戦って、強豪スペインを下したではないか。再びの歓喜に酔えたではないか。
あのドイツと互角に戦い、結果は勝利を収めたというのに、ドイツより少しランクが下がるクロアチアに負けたからといって全てが終わったわけじゃないと気持ちの中で言い聞かせ、心密かに「ニッポン勝てよ!!」と応援するのが好きなのだ。
日本広告機構(ACジャパン)がよく使うコマーシャルをご存じだと思うが、敢えて言うなら私の大好きな言葉。
若宮正子さんの 『とにかくバッターボックスに立って バットを振ってみようと思ったんです。
そしたら当たっちゃったんですよ ほんとに人生はわかりませんね
だから、自分の未来にフタをしちゃいけないと思いますね』
ワールドカップもそう、どこが相手であろうと、こちらの頭と心の準備を整えた上に、万全な体調で「ピッチに立ってみないと分からない」それが勝負事であり、大きく言えば人生訓にもつながって来るのだと思う。
長い人生、まだまだ何が起こるかわからない。何も起こらないかも知れない。それはそれで結構。平凡もまた佳き人生なのだから。
倅にはここまでのゆとりある気持ちで接して来られなかった分、男の子の孫に対しては少し距離を置いて眺める自分がいることに気付く。
スケールの大きさでは比較にならないと思うが、バッターボックスに立ってみよう。バット振ってみよう。そんな気持ちだけは持ち続けたいと思っているのは、年寄りの冷や水だろうか。
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