6月の花と言えば菖蒲と紫陽花が双璧だろう。もっとも、お金を出して遠く北海道までお花見に出向けば、ラベンダー・ハクサンチドリ・エゾツツジなどが見られる。
お金を掛けずごく身の回りにある花、あじさいが今見頃である。
色とりどりの花弁に、一生懸命梅雨のしずくを抱いている姿は絵になるし、まさに演歌の主役を張るのにふさわしい。
そう言えば、「雨に咲く花」に代表されるように、演歌に雨は欠かせない格好のネタとなっている。それに加えてあじさいとくれば鬼に金棒である。「あじさいの雨」「あじさい情話」などなど。
雨やあじさいは主役であるはずなのに、残念ながら、どちらかといえば悲恋や別れの物語で負のイメージが強い。「♪雨が降るから逢えないの、来ないあなたは野暮な人……」それだけ我々日本人にとって雨は、あまり有り難がられない存在のようである。それでいいのかな?
干ばつに悩まされ、作物の栽培さえままならないアフリカ各地の人が聞いたら、雨は嫌われながらも演歌の主役として扱われている現状を、怒るだろうなー。
そんな気候的に恵まれた我が国が、食糧自給率が40%を割り込むという現実は何なのだろう。
オット…あじさいの花弁に宿る水玉の可憐さを言いたかったのに、大げさな話になってしまった。ただ、まばゆい太陽と同じくらいに、雨を大切なパートナーと認めて歓迎する気持ちも持ってあげないとね。
人間って随分勝手な生き物だなーと自分で自分を叱っておこう。
(写真:あじさいに宿る水玉)
お金を掛けずごく身の回りにある花、あじさいが今見頃である。
色とりどりの花弁に、一生懸命梅雨のしずくを抱いている姿は絵になるし、まさに演歌の主役を張るのにふさわしい。
そう言えば、「雨に咲く花」に代表されるように、演歌に雨は欠かせない格好のネタとなっている。それに加えてあじさいとくれば鬼に金棒である。「あじさいの雨」「あじさい情話」などなど。
雨やあじさいは主役であるはずなのに、残念ながら、どちらかといえば悲恋や別れの物語で負のイメージが強い。「♪雨が降るから逢えないの、来ないあなたは野暮な人……」それだけ我々日本人にとって雨は、あまり有り難がられない存在のようである。それでいいのかな?
干ばつに悩まされ、作物の栽培さえままならないアフリカ各地の人が聞いたら、雨は嫌われながらも演歌の主役として扱われている現状を、怒るだろうなー。
そんな気候的に恵まれた我が国が、食糧自給率が40%を割り込むという現実は何なのだろう。
オット…あじさいの花弁に宿る水玉の可憐さを言いたかったのに、大げさな話になってしまった。ただ、まばゆい太陽と同じくらいに、雨を大切なパートナーと認めて歓迎する気持ちも持ってあげないとね。
人間って随分勝手な生き物だなーと自分で自分を叱っておこう。
(写真:あじさいに宿る水玉)
叱られてもドツかれても、出席したかったなー。
7月度は何が何でも出席でーす。
今日お会い出来たら「人間って随分勝手な生き物だなー」と叱ってあげたのに残念でした。