このところ色んな方面から「きょうどう」という言葉を耳にするようになった。
漢字で書くと「協働」である。今までの「共同」とは少し意味を異にする。
今日は「協働」について、ホンの少しだがオベンキョーしたので、ちょっと時代を先取りしたつもりで、ウンチクを並べてみたい。自分の中で咀嚼したというわけではなく、ただの受け売りであることをお断りしておきたい。
協働という言葉の意味は、「同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと」である。
内容は、複数の主体が、 何らかの目標を共有し、ともに力を合わせて活動することをいう。
単にコラボレーション(collaboration)とか、パートナーシップ(partnership)とも呼ばれる。
アメリカなどではかなり以前からこういった手法が取り入れられているという。
我が国では愛知県が2004年に「あいち協働ルールブック」を作成。
その中で、『様々な主体が、主体的、自発的に、共通の活動領域において、相互の立場や特性を認識・尊重しながら共通の目的を達成するために協力することを言う。』と定義している。
ということは、さしずめ我々が現在取り組んでいる「岩国検定」という民間活動も、一つの主体として行政と対等な立場で、協働し、岩国市の発展や、市民への意識付けの原動力になる余地は十分にある、という感触を得た。
問題は、保守的な匂いの強い岩国市が、協働という意義をいつになったら取り込むのか、どのような形で門戸を開くのか、そこらへんが問題となりそうだ。
「人と組織と地球のための国際研究所」川北秀人代表の、今や、協働をするかしないかの議論ではなく、どのように進めていくか、加速度的に広がりを見せる時期に来ている。
という言葉を借りれば、我々民間も行政に対して積極的に働きかけ、行政の意識改革を促すくらいの心構えを持つ必要がありそうだ。
ウーン。行政の重い腰とのガマン比べになるのかな~
低迷の時代だからこそ「協働」も生まれて来たのでしょうか。
「岩国検定」、じっくりと思いはふくらみますね。
社会との良い繋がりを拡げつつあること、影ながら応援しております。
鷲田清一氏の説かれる「共同」と「協働」を数日前に読んだばかりですが、川北氏のご意見と微妙に違うのを感じます。
面白いことを言われています。
共通の目的があるわけではなく思いの込め方にも違いがあるが、とりあえずできるところで一緒にやりましょうという感覚で行なわれるのが「協働」ということになろうか。…と。
私にはあまり馴染みがないので、掴みにくい、わかりにくい言葉です。
岩国検定のあり方を含めて、思わず考え込んでしまいました。
春の決意!? 出番ですね?
ボチボチ、誰かがやっていかないとね。
民間でも出来ることへ官が相乗りして、低コストで更に大きく発展させるところに、協働の意味があるようです。
また今年の活動、いよいよ開始です。
yattaro-にもよくわからんのですよ。
ただ、民がわが町のために行動を起こすときには、官に対して積極的な働きかけをする。
それを受けた官は、共通認識を持って、民に協力する態勢作りは是非とも必要とのこと。
2年目に向かう岩国検定も、いよいよスタート。
乞うご期待!!ということで・・・。
yattaro-さんはこれまで「協働」なんて特別意識しなくても、その役割はちゃんと果たしていらしたように思えますが。