「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「今年最後の患者様!」

2024年12月27日 | ニュース・世相

          
年末から年始にかけての連休は、日々の仕事に追われる人々の「堂々と休める有難い大型連休」と歓迎されているという。有給休暇を取らずに普通の休みが連なって生まれた9連休。楽しみだよね~、と思う人が大半だが、中にはあまりにも連休が長すぎて何をしようか迷ってる・・・と言う人も結構いるのだという。確かにそれも判るね~。ただ、毎日連休の私にはどっちでもいい話ではあるが。

さて今日は、そんな楽しみな大型連休に入る前夜、仕事納めの日。
元々月末の金曜日午後を予約診療日に決めていた私は、内科クリニックと眼科クリニックを兄弟で営むクリニックを予約通り15時30分に訪れた。先ずは眼科へ。順調に進み16時15分には内科クリニックに移動した。
これからが大変だった。もちろん今年最後の診療日だから患者さんも多かった。散々待たされた挙句、定期的な診療経過を判定してもらっている「無呼吸症候群」の数値が、先月も異常値、今月は先月を大きく上回る異常値。これは放っておけないと判断され、段々患者の姿もまばらになっていく午後5時半を回ったころから、X線、心電図、血液などの各検査。それらの結果が出るのを待って再び医師との面談。

芳しくない結果が出ており、1月には精密検査が必要との判定。気が付くと周りには看護師さんと事務職員さんがいるだけ、他の患者さんの姿はない。それから清算をすませて院内にある薬局で調薬・支払いを済ませたら6時半を回っていた。先生はじめ看護師さん、事務職員さん、薬局の薬剤師さん皆さんに、患者の代表みたいな顔をして「遅くまですみません、どうぞ佳い年をお迎えください」。白衣の何人かが慇懃に見送ってくれた。長い人生の中でこれはまた初めての体験。広い駐車場にはポツンと一台私の軽乗用車だけが寒そうに。

来年は仕事納めの日の診察は避けよう。問題は来年も仕事納めの日を迎えられるかどうか、そっちの方が心配になって来る。思わぬ不良経過で今年最後の患者さんになってしまったことを反省材料として、ウオーキングの進め、体重減、運動量倍増を来年の目標に決めた。


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