所属する同好会の仲間が県の単位で一堂に会し、1年間の優秀作品を表彰される場に立ち会った。晴れの表彰式の進行役を依頼された。
表彰されるご当人にとっては、培ってきた感性や洞察力、さらには筆力といった総合的な実力を評価された結果での表彰である。間違いなく晴れ舞台である。楽しく華やかに、皆さんから大きな拍手を頂ける場面を多く作ること。それが進行役の本分であると心得ている。当然にぎやかな笑いも欲しい。
しかし、あの未曾有の東日本大震災からまだ8日しかたっていない。華やかな笑いや歓声を集めるにはいささか腰が引ける。不謹慎ではないか、と。
いっそ延期にしてくれたらいいな・・・と弱気が頭をよぎる。そうは思ってもやるからには何とか、表彰される方々を輝かせたいとあれこれ準備を整えて臨む。
逸る気持ちに足かせを付けて、抑えながら進行する。苦しい闘いだった。前半は。
でもこれはこれで、今でしか味わえない貴重な体験をしたのも確かだ。
なんだかんだ言いながら、チョンボもあったが、最終的には結構にぎやかな笑い声も聞こえた。
冒頭で全員の黙祷を呼びかけ、義捐金のお願いも声高らかにしたことで、被災された方々を冒涜したわけではないことを分かって頂きたい。と、申し開きをしておこう。
またひとついい勉強をさせてもらった。
日頃のyattaro-さんのお人柄から察するに、
さぞ、品のあるユーモアと真心のこもった進行ぶりだったろと存じます。
時が時だけにその苦悩も伝わってまいりました。
お集まりの皆様、賑やかに、喜んで居られる様子も想像できます。
早晩、立場が逆になることでしょう。期待いたして居ります。
懐の深さは人生そのものでしょうか。
来年の同期会も楽しみにしています。
でもやっぱり自分も目だちたい・光りたい…
思えばこれも前になったり後ろになったりの振り分け荷物のようですね?
それが人間かもしれませんね。
でも結果的には、みんなが束の間の笑いをこぼしながら終わったようでした。
しめやかにスタート。義捐金も人数のわりに多く集まったようですし、結果オーライというところでしょうか。
ただ、しめやかにスタートはしたものの、表彰される方々にとっては晴れ舞台ですからね。
そこんところの兼ね合いにちょっとだけ戸惑いが・・・。
なかなかいい表現。頂き!ですね。
皆さんは椅子に座っておられる。声が会場に流れることもない。
進行係は、終始立ちっぱなし。目配せ気配り、マイク運び・・・で動き回る。
目立つんですよね~。光る・・・?エッ?何処が?
ちゃんとセットして行ったのですが、絶対量が少ないもので・・・。そんな話しじゃない??
私も一日にして顔と名前をしっかり覚えられてしまって有名人になってしまいました。たくさんの方から声をかけていただき、あれはあれで良かったんだと思っています。
今度はお互いに作品で有名になるようにがんばりましょう。
溜飲を下げた人が多かったでしょうね。
その後も続いて、同様のご意見で、質疑が盛り上がりました。
少し、我々読者であり投稿者である者の気持ちを汲み取る優しさを促したいですよね。
お疲れ様でした。
いつまでたってもお節介心はなかなか離れて行かないんよ。