今年の春は4年に1度の統一地方選挙が待っている。ご当地の場合、市会議員選挙は昨年秋に終わったばかり。
その勢力図の変貌などを踏まえて現職の県会議員さんは、それぞれの思惑を如何に選挙結果に反映させるか。実質的な選挙戦はとっくに始まっているというのが本音で今は最も大切で大変な時期でもあるようだ。
全く票につながる可能性のない議員さんから、拙ブログに「いいね」を押してもらっていたりする。そういえば、4年前にも1~2回訪問してもらった記憶がある。そっか~、選挙という魔物は候補者を随分行動的にさせるものなんだね~。
かたや、普段からお付き合いのある昵懇の県議さんから、活動報告と後援会入会葉書を添えた、有権者配布用セットを相当数預かった。
高校の同窓というご縁以外にも色々あって長年のお付き合いもある友達感覚のベテラン県議さん。気の置けない仲間や友達、後輩などにお願いして回っている。あらかじめ電話でアポ取ったり、ぶっつけ本番であったりでお願いに行く。そこは顔なじみ、二つ返事でOKをくれる。そんな中でただ一人だけ、頑としてこちらの意に沿ってくれないご仁がいた。
数年前の話。自宅前の国道側溝が崩れて自分たちもご近所も、通学の児童も危険を感じていた。その時、少しのつながりを頼りに某県議さんに相談したら、間もなく国交省の担当者がやって来てすぐに工事が始まり、あっという間に修復してもらって近所からも児童からも感謝された。あのときの恩義は忘れられない。だから県議選だけは某県議さん以外は考えられない。ということだった。そのように、やはり住民生活に直結する利害が大きな票田となるのが市議選・県議選だ。世の中色んな思惑が飛び交うね~。