「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「紫陽花の雨」

2023年06月04日 | ニュース・世相

                

先週の1週間は梅雨入り宣言の名の通り日本全国各地大きな雨を降らせた。その雨は日本列島6カ所に及ぶ線状降水帯を発生させ、各地に甚大な水害をもたらした。ようやく土曜日そして日曜の今日二日間は晴れ上がったが、死者、行方不明者が出るほどの爪痕を残した。
この季節の雨は田植えの稲の根付きを支える大切な雨である。そればかりではなく渇水期の夏場を迎える我が国では、飲料水をダムに貯め込んでおく貴重な雨でもある。だから降ってくれなければっ困るのであるが、そうはいって各地に大きな被害を残す大雨は全く困りものである。

遠くに住む友に電話する挨拶も「雨は?」「被害は?」で始まり、兎に角気を付けよう、年を考えて早めの避難も考えようね、などと神妙な会話に発展する。その昔ビールグラスを傾け演歌をぶっ放した友との会話も、時と共にこれほど内容が変化するものか。思わず笑ってしまう。
その昔は命の重さなど考えることもなく、元気で生きていることが何の疑いもない当たり前のことであった。ああそれなのに、やんちゃや浮名を流したなんて話の前に今の生活状態や体調を気遣い合う話題が主流になる。どうかすると「詐欺電話の被害者になりかけたよ」なんて体験談も。

そしてようやく見つけた結論は、大切な雨だから降るなとは言わないが、紫陽花が華やかなこの季節の雨はしっとりしとしと、紫陽花の葉っぱに水玉を作る程度の優しい雨を望みたいね。なんてこちら本意の話で「また話そうや、無理せず元気でいような」と電話を切る。
雨には雨で、日照りが続けば日照りで友のことを気にかける。紫陽花に降る雨が色んな話題をくれるものではある。

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「ジューンブライド」

2023年06月03日 | 季節の移ろい・出来事

                                                         

その昔婚礼の司会業華やかなころ、披露宴の最初の言葉いわゆるイントロで「ジューンブライダル、6月の花嫁さんは必ずや幸せになると言われています」と大きな声で宣言して、新郎新婦の入場につなげたのをふと思い出した。鬱陶しい梅雨期の婚礼を、逆に幸せになる季節の結婚式であると招待者の耳に訴え、盛り上がりを狙う常套手段であったような。

『ジューンブライド(Junebride)とは、古くからヨーロッパで「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされる言い伝えのこと。
意味や由来は諸説ある中で一般的なのが「ギリシャ神話に登場する神主ゼウスの妃で、結婚や出産を司る女神「Juno(ジュノ)」が守護する月が6月(June)であることから、この月に結婚をすると生涯幸せに暮らせると言われていてます。また、かつてヨーロッパでは、農作業の妨げとなることから3月~5月の結婚が禁じられていました。そのため、結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多く、祝福ムードいっぱいだったからという説も。日本ではジューンブライドとなる6月は、梅雨の季節にあたりますが、海外ではハワイやヨーロッパを始め乾季に入っている国が多く、心地よい気候で結婚式が行える季節。最高のウエディングシーズンと言えます。』  NETより拝借

今ではジューンブライダルも含めて結婚するカップルが減っているし、以前のような華やかで、家と家との結びつきの儀式などという感覚が臼Rて来たのは寂しいきがしてならない。それもこれもまた時代の流れとして受け止めるしかないのだろうが、価値観などと言うものが時代背景と言う名のもとにこれほど変わりやすいものとはね~。コロナ対応も様変わりして来たいま、新たな家庭をスタートさせる祝福の輪を広げるのも悪くないと思っている。

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「6月のユーウツ!」

2023年06月02日 | カープ一喜一憂

                

水無月6月は、NPB日本プロ野球ファンにとって、喜びと悲哀、笑顔としかめっ面が交錯する月でもある。
広島カープを愛してやまない鯉党にとってはこのセ・パ交流戦はまさしく鬼門であり、腹立たしさを通り越して情けなくなる試合が続くの通例となっている。足掛け5年13連敗を喫していたオリックスになんとか連敗ストップの一矢を報いたものの、1勝2敗の負け越しスタート。

何かと目を引く新監督新井さんの采配に期待してはいるものの、イマイチ選手個人の迫力がパリーグの選手に比べて劣っているように見えるのは、贔屓の引き倒しなんじゃろうか。そればかりではないとみるが、兎に角今年は昨年までとは違う「野武士集団」みたいな意外性を見せて欲しいものだ。
その意味では、新井監督の采配にはそんな破天荒な面白さを感じている。あとは選手個々が、監督の意図を汲んで何が何でも勝つ試合の出来る集団になってもらいたい。少なくとも俯くな!パリーグのチームに舐められた試合運びは絶対にダメ!!ホンの少し目につく活躍をすれば確実に年俸が上がる世界なのだから。

んなこたー言われなくてもプロの選手なのだからみんなわかってるでしょうに、と山の神がたしなめるが、それでも・・・と反論したくなる。
全国どこに行ってもスタンドを赤く染めるほど多くのカープファンが詰めかける。勝つことを第一目標に、次いで負けたとしても追いすがる接戦を期待していると思う。もちろん選手もファンの声なきブーイングより笑顔を見たいと思って戦っているのは解っている。それでもプロの世界は結果がモノを言う。みんな同じように頑張っているのだからやはり結果を出さないとねーと言う結論になる。

所詮そこまでの火の出るような経験をしたこともない素人応援の甲斐なきつぶやきなのかもね~。それでもやっぱりカープを応援するんだよね~(苦笑)

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「水無月ついたち」

2023年06月01日 | ちょっとお出かけ

                

迎えた水無月ついたち。名前は水無し月であるが今年はその名に反して、早めの梅雨入り宣言もあり、雨量も田畑を潤すに十分な雨が降っている。
今日も朝からほぼ一日の雨予報であったが、厚い雲に覆われたまま午前中はなんとか雨音を免れた。手早く所用を済ませて、雨が降らないのをいいことに、ご案内をもらっていた絵画展に出かけた。

悲しいまでに絵心のない私にとって、油絵にしろ水彩画にしろ素敵な絵を描き出す人には憧れる。ましてや今日の案内をもらった画家は、100号120号という大作を得意とされている。一作品を仕上げるのに長い時は2ヵ月を費やすという話を聞いたこともある。今回の作品も人の働く姿を捉えた動きのある大作である。絵心はない割には見る目は養って来た。こういうのが一番厄介な見物客と言われるのかもしれない。岡目八目の面目躍如!!

水無月に入って早速の台風襲来。沖縄方面を恐怖に陥れている。防災の日は9月ついたちであるが、本当の防災は今日から数か月続くと思っている。
気象衛星「ひまわり」から寄せられる正確な気象情報によって守られてはいるものの、勝手な行動や自然災害を甘く見る振舞いは慎みたい。
災害から身を守ることも元気で長生きの必須条件である。そんな生活を通して、たまに絵画展にでかけて心洗われるのもまた佳しである。

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