台風11号の通過と、それがもたらせた雨が終わると秋の雰囲気を感じる。
下り、山の畑からの帰り道の途中で軽トラを止めマックスに「待っていてよ」と声を掛ける。
まだススキの穂は見えないけれども遠くの霧に秋の気配を感じるのです。
山と山の間にせまい耕地が見える。
真ん中の少し平らなところの下は上越新幹線のトンネルで、工事のために陥没し斜面が平になった。
先日の台風通過の際には、ユリ栽培農家は大変な目に遭った。
ユリを覆う、ハウスの寒冷紗が風をはらみ、倒れるのを防ぐために寝る間も惜しんで対策を施したらしい。
さて、下の農天市場の畑でも収穫作業が待っている。
そろそろカメラなんてポケットにしまい、帰らなくては。
「マックスお待たせー、良い子だったな」なんて声を掛けて再び道路を下る。
さて、もうすぐ秋野菜の準備を始めなくてはならない。
本格的に忙しい秋、雪降り前の慌ただしい季節が待っているのです。
雪国の人間は、半年で畑仕事を無雪地域の一年分をこなさなくてはならなくて大変です。