忙しかった、土・日曜日二日間の農天市場が終わりました。
土曜日はそれほど感じなかったけれども、日曜日は本当に多彩な顔触れのお客さんがお見えになった。
でも、土曜日は「越後の台所 すずきち」さんが急便で野菜を送ってもらいたいとのご要望。
夜の明けるのを待って、小雨の中山の葉に急ぎ、野菜の収穫から始まった二日間でもありました。
スベルべママのノルディックスキー友達が、久しぶりに90歳を越えられた父上と来店。
しばらく歓談し、見送って間も無く、別のノルディックスキー友達が音も無く登場。
「驚かせようと思って黙って来たのよ」と、帰省中の実家から自転車で来られたと言う。
「エーッ、ついさっきまで○○子が来ていたのよ」と、慌てて表に出て探すが、既に去った自動車は見えるはずも無し。
偶然の一致に驚きながら「三人で会えたら良かったのにー」と慨嘆しきりのスベルべママ。
後からの友達は一年先輩でも有り、国体の女子継走で三連覇した同僚でも有りました。
他にも、先回お出で頂いた若い素敵なご夫婦が再来訪。
みんな買っては申し訳ないと、言いつつ農天市場としては野菜として記録的なお買い上げ。
そして、遠慮がちに「関東の姉のところに定期的に野菜を発送出来ませんか?」とのお話をされる。
名刺をお渡しし、メールで相談させていただく事になりました。
そして、さて農天市場でお握りの昼食でも食べようかと準備していた矢先にまたお客さん。
長岡でイタリアンのレストランをされているとの事で、農天市場が午後からオープンと聞き、
少し早いかなと思ったけれども、12時前に来られたのだと言います。
なんと、農天市場の存在はブログで知られたと言いますから驚きです。
こちらも、野菜を送ってもらえないかとのご相談。
なんだか、昨年よりも常連さんが減ってしまい、寂しい思いもしていたところでしたが新規のお客さんも増えています。
お顔の見えない、常連さんはかなり年配の方を同行しての来店でしたから、心配も残ります。
でも、しばらくお顔の見えなかった常連さんがひょっこりご来店。
「あー、良かったー、昨年最後の農天市場で、お買い上げになられた品物を忘れられていました」と告げる。
「私なんてすっかり忘れていたわよ、貴方達って頭におバカさんが付く正直者ねー」と大笑い。
愉快で剛毅なお母さんで、やはりご高齢の父上を伴って来られていたものでした。
面白い父上で、農天市場で歌を聞かせて下さったりしておられました。
でも、「立派に侍のような逝き方をしましたよ」と聞かされてしんみりとした気分になります。
色々な思いのこもる、二日間の営業がようやく終わりましたが・・・・・。
門扉を閉めてから、また国道の向こう側に一台の乗用車が停車。
先日、京都へ野菜を送ると言われてお買い上げいただいたお客さんでお礼を言いたかったのだとか。
嬉しいですねー、最後にまたユリをお買い上げ頂きました。
ユリの花が綺麗に何時までも咲いていました。
とか、「この前の野菜が本当に美味しかった」などと聞かせて頂くと疲れが吹き飛びますね。
でも、二日間の嵐のような農天市場の後も休んでいる訳には行きません。
秋野菜の種蒔きが待っているのです。
しかも、スベルべママは午前中パートに頼まれています。
マックスと山の畑に行き、畝を作り種を播きましょう。
午後になったらスベルべママも参加するから二人でせっせと種蒔きです。
やれやれ、今度は「種蒔きジーさんと、種蒔きバーさんだぜ」と自嘲する二人でも有ります(笑)。