「スッカンボ」こと「イタドリ」が山菜として食べられると知ったのは数年前。
食習慣の違いから、この辺りで「イタドリ」を食べる人はいませんでしたね。
そんな事情から、「イタドリ」は道路の脇でいくらでも採れる。
その食習慣を伝えてくれた、四国在住の妹いわく「太からず、細からず」の丁度良いサイズが最適とか?
そりゃ、もう食習慣の無い地域ですから採り放題もよいところ。
「太い、細い、長短」もう選び放題の、採り放題でラッキーこの上なし。
ほら、雪消え時に見事な「カタクリ」のお花畑だったところも、今は「イタドリ」の畑に。
雪国魚沼の春は、めまぐるしいほどの変化を見せてくれるのです。
おりから、近くの木に絡みつく「藤の花」が満開。
季節がめぐり、秋ともなるとここは、「山芋」の畑にさえなるのです。
さて、眺めていないで雌雄各作業に移りましょうか。
傍を何を採っているのかと怪訝な面持を見せる人を乗せた軽トラが通過。
そうでしょうねー、誰もこんな場所で何をしているのか分かる人はいませんよ。
スベルべ夫婦は、二人で黙々と収穫、刈り取りを続けます。
(続く)