一生懸命に、力仕事をします。でもねー、ちょっと農業体験と言うスタイルじゃないですねー。
晴れていたから良いようなものの、これで雨上がりなどだったらアウトでしたよ。
オッ、要領の良い子がいて、早速教えたばかりの山菜採りに挑戦中。
いえ、良いですよ、こんな事からでも良いから「田舎暮らし」に興味が持てたら。
さて、少しでも日陰が良いとスベルべママが選んだ昼食会場は柿の木の下。
後ろの満開の「藤の花」なんて素敵な演出だと思ったけれども、子供達は小さな虫が気になった様子。
スベルべママは携帯用テーブルを広げて、「焼きタケノコ」と「ワラビ」をサービス。
お、それと「さつま芋植えが出来なかったからハイ」なんて、焼き芋まで出ます。
甘さに驚き少しずつ齧り、紫の「パープルスイート」をしげしげと眺める生徒も。
おそれとスイーツにスベルべママ手造りの「オレンジピール」と「クッキー」も出ましたよ
昼食を終えるると、サッサと荷造りをして並ぶ生徒達。
予定よりも少し早目の時刻だったけれども、バス待ち中に別の話でも一緒に歩きます。
でも、驚いたことに広域農道が見えると、バスも到着し方向転換中。
そのため、もっともっと話したい事、説明したい事を積み残しちゃったようなスベルべトーちゃんです。
農業体験プログラム受け入れたスベルべ夫婦は、少し複雑な思いも持ってパスを見送ります。
うーん、もう少し風景や、自然に感動してくれるかと思ったら、そうでも無かったなー。
いや、難しい年ごろと言えば、年ごろで素直に勘定を表に出すことは子供並だと思ったのか。
少しでも、田舎暮らしの良さを伝えたい。静かな環境で小鳥たちの歌声を聞きながら働く気持ちよさも。
スベルべの夢としては将来「I(アイ)ターン」なんて期待もしたのでしたが。
でも、僅か半日、いや実質二時間余りの、体験では無理なのかも知れませんね。
(終り)