午前も、午後も仕事を終えて帰宅する際は一度草むらに分け入る。
ストレス解消と、収穫の喜びとの自己満足を満たすためでも有る。
あんなに雪の多い年だったと言うのに、魚沼はあっという間に春から初夏の雰囲気に。
めまぐるしい季節の変化は、長年雪国で暮らす者にも、新鮮な驚きと感動を与えてくれます。
地面には昨年の枯れたワラビが敷きつめられたように倒れています。
そこには地下にワラビの根がはびこっているのですから、当然同じように出て来ます。
ほら、柔らかそうなワラビが見えますよ。
ワラビって本当に不思議な植物で、採っても採っても出て来ます。
いや、採らないで伸ばしてしまうとそこで終りになり、新鮮なものは出てこないと言う。
自然の再生機能と言うか、種の保存本能と言うか何時もワラビを採るときには考えてしまいます。
収穫の途中経過です。10分~20分間のストレス解消とは言え十分な収穫でした。
帰宅するまでにはもう少し、採れましたね。帰ったら、塩漬けにしましょうか。
明後日はテレビ収録用のワラビ料理をスベルべママが引き受けています。
アク抜きして、酒かす漬けにしたり、ゼンマイと同じように乾燥しています。
辛くて長い冬は夢のように消え去りました。
こうして、身近で山菜を採れる環境に感謝しながら生きる喜びを噛み締めています。