斜面の上から、アメリカンレーキを使って落ち葉を集め始めます。
その時「トーちゃん!あのナメコなんのナメコ~!」なんて大声でスベルべママが叫ぶ。
振り返ってみると目の前の枯れ木に「ナメコ」がびっしりと出ていた。
「なんのナメコってナメコはナメコ~」なんて返すスベルベトーちゃんです。
「ナメコ」の出ているコナラの枯れ木は急斜面の上。
スベルベがレジ袋をスベルべママに持ってもらうと、それだけでもう「怖い~」だって。
ここに出ているのだったら、もう一本以前から芽をつけていた大木がある。
行って見ると、想像した通り、バッチリと出ている「ナメコ」を見つけたのでした。
朝日を浴びて輝く「ナメコ」です。
もう、山の宝石と呼ぶにふさわしいような輝きですね。
おっととー、「ナメコ」にうつつを抜かしている場合ではありません。
肝心の目的の枯葉集めも無事に終了し、合計10袋の枯葉を集めたのでした。
今日は多くの人々に敬愛された叔父の葬儀に参列します。
草相撲の大関を張った偉丈夫で、消防団長を始めに色々な役職もこなしてきました。
叔父さんとの思い出で印象に強く残るのは、2人で濁り酒を一升飲み干したこと。
度数の強い濁り酒のひどい二日酔いに苦しまされたスベルべをよそに一泊し平気で帰られた。
と、思ったら晩年に「俺もあの時は難儀かった」と白状されて大笑いしたものでした。
叔父は先年三十三回忌を済ませた亡母の末弟。2人で再会を喜んでいるかもしれません。