先日アップした写真を再アップ。
軽トラの前方遥に高圧線の鉄塔が見え、あらためて見ると横の張り出し部分に人影も見える。
帰る途中、高圧線の下付近で、杉の小枝を折り取った。
下の畑の柿など、果樹類のネズミ除けに使うためである。
この時「オーイ、オーイ」と大きな声で誰かを呼ぶ声が聞こえた。
「トーちゃん、誰かが車でも落として助けを求めてるんじゃないの」なんてスベルべママ。
その時、声の方向を見ると、送電線の鉄塔上に二人の人影が見えたのだった。
そして、翌日の新聞の小さな記事に驚いた。「送電線の鉄塔から墜落死」と言う見出し。
そんな事件が起きていることなど露知らず、帰宅を急いだスベルべ夫婦だった。
その日も急ぎの用事が沢山あり、のんびりとしている暇などなかったのです。
これは帰宅後、農天市場の前に行き、収穫してきた野菜を洗った後、お昼直前の光景。
雪を浴びた野菜は、どれも糖度を増し美味しさが一段とアップしているはずです。
尻尾を切らずに、長いままにしている丸い大根は「赤辛味大根」です。
今年は成長が遅く、収穫を控えたいたけれど、さすがに雪を見たら取らずにはいられませんでした。
これもきっと最後の収穫になったであろう「ポロネギ」別名「リーキ」とか「ポワロ」とも、
葉先の下には、スベルべに急かされながらスベルべママが採った黄色ノニンジンも見えます。
さて、新聞の記事によると、事故は送電線にアース線を取り付ける作業中の事だったらしい。
40mの高さから落下し、あたら28歳の若さであの世に旅立ってしまったとか。
ご冥福をお祈りするしかありません。
静かで平和な山の畑付近で起きた悲しい事故のお話でした。「合掌」