降雪後の晴れた日に、今年最後の排水樋門の定期点検に。
雪が降るような季節に洪水の恐れは少なく、来年の4月まで点検は休みになります。
排水樋門の下流方、魚野川と、その支流の大沢川の合流点です。
子供のころから、魚釣りで遊んでいた場所だけれども、すっかり地形も風景も変わってしまった。
上流方の地形と言うか、魚野川の形も随分変わってしまいました。
長く生きていると、昔と今の違い、川が徐々に姿を変えてきた事がほぼ分かりますね。
排水樋門の操作室に入り、ゲートの上下のスイッチを入れ、点検します。
大型の水門ですから、電動でも完全に締め切るには10分もかかります。
今年最後の点検とあり、操作室外部に設けられた非常用電源の点検も丁寧に。
しっかりと雪囲いされていたけれど、ディーゼルエンジンが動力源の発電機が備えられています。
水門が降下する合間に大沢川の下流を見ると雪の上に動物の足跡が見えました。
タヌキか何かの小動物が餌を求めて歩いた足跡でしょう。
無数に見えるのはやはりタヌキの足跡のようです。
野生の動物たちにも厳しい冬、降雪の季節になりました。
川の傍にはきっとイタチなども生息しいると思われます。
彼らが無事に越冬し、春を迎えられることを祈らずにはいられません。