畝を作る、種を蒔く、そしてまた畝を作り種を蒔く。
そんな仕事の繰り返しだけれど、畝を作る力仕事はスベルべトーちゃんの専門。
向こうに種を蒔くスベルべママの姿が。
大根と葉物野菜を数えきれないほどの種類を、しかも少しずつ時期をずらして蒔き続けます。
種を蒔いたら、乾燥防止と種が雨に流されないようにもみ殻を掛ける。
そして、入念に散水して一連の作業は終わります。
月曜日現在で、畝つくりは八分通り終わったのかな。
気になっていた、一畝にマルチシートを掛ける仕事も終えることが出来ました。
さて、グリーンのマルチシートの必要な訳は?
これは、雪国の伝統野菜「野沢菜」を蒔く畝なのです。
暑い、日の高い時間帯に力一杯引っ張って張ったマルチシートは気温が下がると張り詰めて穴があけやすい。
スベルべの特許的な栽培方法で、こうして栽培すると雨で土が株元に入らず洗いやすくなる。
実は、この株の間に入った土を、茎を折らずに洗い落とすのが至難の業。
寒く、手が冷たく冷える11月の仕事は辛いのだけれど、これだったら水でゆすぐだけで済むのです。
さて、最後におまけの一枚。
スベルべママが、スイカ畑の外に出しておいたスイカが夜の間に移動。
そう、狸たちがエンヤコラショとばかりに道に引っ張り出してパーティーをやったらしい。
そして、可笑しなことに二晩過ごした今朝には、そのスイカの姿は忽然と消え見当たりませんでした。
(終わり)