「田舎暮らしの必需品」(その1)
私の楽しい田舎暮らしにかかせ無い、必需品のひとつに軽トラックがある。通称「ケットラ」である。
最大積載量350kg、必要により四輪駆動に切り替えられる。
少々の雪だったら楽々と走破するのだが、最低地上高が低いので降雪量が多いと、
腹を雪に擦ってしまうのが少々難点ではある。
初めて手に入れた軽トラックが、酷使によりいたみが激しくなった事と、自動車屋の口上に乗せられ、
昨年末に新車に買い換えた。
少しの間に自動車の車体の規格と、安全基準が変わり一回り車体が大きくなり、エアコンさえ付いている。
エンジンも排気ガス規制を二つ星でクリアーしている。
私が密かに名づけている「最高のエコロジーカー」も、期待にたがわず、益々環境に優しく進化しているのである。
この軽トラックが無かったら、私の日曜百姓は成り立たない。
家から四キロ以上も離れて、しかも山の上の畑は、歩いて行けたら理想的なのだが時間が惜しくて、
今のところかなう事ではない。
(続く)