朝の山の畑に一人で行き、野菜の収穫。
畑から見た越後三山には雨雲、いや雨の様子が見え写真を撮ろうと帰りを急いだ。
杉林などの障害物の無い、山の平から下り道に掛かる場所で軽トラを止める。
思った通りの、雨に一部が隠れたような絶景が眼前に広がっていた。
八海山も雨が降る部分と、降らない部分でくっきりと尾根の形が現れる。
見たことも無いような不思議な陰影に富む、八海山の姿です。
左、西方に目を転じると尾根から滝のように流れ落ちる雲の姿も見える。
あの尾根は、権現堂から唐松山にかけての尾根のようです。
越後駒ケ岳が幻影のように後方に見える。
徐々に濃く見え手前の山とのコントラストは、さながら墨絵のようです。
越後三山の真ん中、中の岳は雨に包まれて、ほとんど見えないような状態。
先の仕事、家で待つスベルべママは気になるけれど、一人至福の時間に浸ります。
7月の豪雨被害も無かったかのような、幸せなような不思議な光景。
自然はいつも、人間には想像もできないような現象を見せてくれます。