季節は暦通りには進まないもの。
それにしても、今年の春は少し変調を感じさせる。藤の花も少し遅れ気味。
アンニンゴ(ウワミズザクラ)は例年通りかな。
この花は、いつも尾根付近から咲き始め、谷沿いの雪解けの遅いところは遅く咲く。
でも、山桜がいま開花しているのは遅い。
桜も秋に咲く個体もあるから、不思議ても無いのかもしれないが。
ほぼ開花期を終えたカタクリだがまだ咲いているものも。
この場所は斜面の下側で、雪が滑り落ちていつまでも溶けずに残っていた。
もっとも驚いたのが、この「マンサク」の花です。
先ず咲く。がなまって「マンサク」になったと言われるほど早く咲くものですが。
残雪の多い場所でも三月末辺りから咲き始めるはずですが・・・。
五月半ばころに開花を見たのは初めての経験です。何か変調です。
突然のドカ雪にスベルベの長期予報が的中と思ったら、全体的には小雪状態。
そして、三月が高温続きだったが、その後の気温はあまり上がらない。
今年のこれからの天候が何か心配です。年寄りのとり越し苦労だと良いのですが。