畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

アンニンゴとゼンマイと

2021-05-04 12:48:20 | 山菜

 アケビの新芽「木の芽」を摘んでいると、アンニンゴに気が付いた。

もうすぐ花が開きそうです。しかし、もう少しでしょうか最適な採りごろは。

 

 毎年採るのだが、そうたくさん食べるものでもない。

冷蔵庫に昨年の塩漬けが、眠っているというから採らなくても良いのかな。

 

 実は、昨日がゼンマイの初山。

昨年、大転落して命拾いをしたから、今年は今まで躊躇していました。

 

 山の入ることを戸惑い、躊躇しているうちにゼンマイはほぼ終わりに。

三月の高温続きの気候で、四月に入りゼンマイは一気に伸び出したようです。

 

 その際に採った独活です。独活も目当てにしていた場所は伸びすぎ。

一か所群生を見つけたけれど、下からは手が届かない。上からは降りられない。

昨年の転落を思い出し、慎重にならざるを得ませんね。

 

 わずか三本だけ採ったウルイも丁寧に酢味噌和えに。

これも、無理をしたならばもう少し採れたけれど、諦めました。命あってのものだね(笑)。

 山菜はほとんど採らずに春は終わってしまうかもしれない。

畑仕事にも熱が入らず、例年の今頃のことを思うと、少し気持ちも落ち込みます。

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山菜の女王かな

2021-05-04 04:50:39 | 山菜

 白いコブシの花が終わりに近づき、木に絡みついたアケビの新芽が伸びてきた。

アケビの新芽の事を魚沼では「木の芽」と呼び珍重する。独活が王様で「木の芽」は女王かとも思う。

 

 元の蔓の成長具合で新芽「木の芽」の太さは異なる。

辛苦して一本ずつ、柔らかなところから摘まんで折り取る。

 

 これくらい採ったら、二人で食べるには十分な量。

これだけ採るのに、時間はそう15分くらいだったかな。

 

 山菜はなんといっても新鮮さが大切。

夕方食べるのだけれど、採って帰った午前中に茹でてもらう。

 

 「溶き卵は一つは要らないよね」の言葉に頷き二人で一個。

溶き卵と醤油を合わせて、小鉢に取って少しずつ頂きます。

 

 やはり、この新鮮な「木の芽」には日本酒です。

先日封切りをした「越乃寒梅」を冷で一杯頂きました。

 今年の山菜は出方が平年とは違うような気がします。

大雪で遅くなるかと思ったら、三月からの気温が高くゼンマイなどは早い。

 でも、いつもだったら咲き始めている藤の花もまだ蕾状態。

温暖化を暮らしと、肌身でつくづく感じる今年の春です。

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