細密な絵は実物を丁寧に模写して描いてあります。
その一点一点の作品に、実物のモデルである植物が並べて飾られています。
フユワラビ(フユノハナワラビ)の実物と、絵を比べてみてください。
一切の誇張も無く、丁寧に実物を表現。牧野博士がご存命だったらどう評したでしょう。
あまり、良いとは言えない名前の「継子の尻拭い」です。
我が家の地方では、「コンペイトウハナ」なんて呼んだような。花の形がそっくりです。
「猿獲茨」サルトリイバラですね。実物の蔓先が絵にくっつきそう。
そして、実物と絵が連結し、一体になっているかのような錯覚さえ生まれるほど。
「マユミ」と「大吊花」が似ていて驚きました。
じっくりと眺めていると、本当に勉強になります。スベルベも実は植物は大好きなのです。
(続く)
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