畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

畑で張り切る「イサム」君!

2014-06-26 21:17:03 | 暮らし

 先日、「越後の台所 すずきち」さんがご一家で仕入れに来宅。
仕事の都合上、朝早い7時半の集合で、愛息「イサム」君の参加が危ぶまれたけれども間に合って同行。


 先日のスベルべママのお約束で、スベルべママ手造りのお弁当持参です。
とは言っても、お握りと野菜と、茹で卵、そして下の畑で採ったばかりの生キュウリ。


 二歳と言う事で、何事にも興味深々であらたな単語もオウム返しと言う感じで覚えます。
もう、本当にエネルギーの塊、バイタリティーの塊です。


 ほら、茹で卵だってちゃんと殻を剥けるんだから。


 この面魂。大物の風格が漂います。
でも、「すずきち二世」になるかどうかは不明。

 なぜかと言うと、機械が大好きで、初めて来たときに乗ったトラクターがいたく気に入った様子。
そんな事も有ってスベルべトーちゃんも、「イサム」君には大モテで「スベルべさーん」なんて呼びかけられます。


 さて、食事が済んだら仕事です。
スコップを見つけて、えんやこらとばかりに「アサヅキ」を掘ります。
大人のしぐさを見ていてなんでも真似するんですねー。


 片時も止まらないエネルギーの塊。
今度は採ったばかりの「朴の葉」を両手に持って歌と踊りの披露です。


 「ハトポッポ」「鯉のぼり」などの歌を、振り付け入りで歌いまくり(笑)。
お父さんも、本当に目に入れても痛くなさそうな感じでも有ります。

 この親子で気に入ったところは「イサム」君の両親の呼称。
なんと、我が家と同じですよ。そう「トーちゃん」なんですから。

 「カーちゃん」と言えなくて「アーたん」と呼ぶところはご愛きょう。
逞しく、そして大きく育つ予感、大物の片鱗を見せてくれる「イサム」君に期待するところ大のスベルべです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半夏生十日前はニンジンの播き頃(その2終り)

2014-06-26 04:11:48 | 野菜

 もっとも早く播いたのはこの「本紅金時」と言う名前の金時ニンジン。
元来金時ニンジンは、南日本でしか作られないとされていたが、作ったところ成功したので今年も。


 種が高価な紫ニンジンの「パープルヘイズ」です。
二袋、いや三袋だったかな。以前一粒10円以上もする種を買わされ、関西の有名種屋さんと喧嘩しました。


 紫ニンジンはこの「パープルスティック」も買いました。
こちらはコート種子と呼ばれる、種にコーティングを施し、丸薬のようにした種子です。


 大好きな「アロマレッド」だけれども勘違いして4袋買ってしまった。
7mlで200円と言う安さに飛びついたのだけれども、なんとこれもコート種子。
消費者としてはコート種子だったら粒数で表示してもらいところだけれども、ま、注意力不足でしたね。


 好奇心から買ってしまった「沖縄島ニンジン」です。
根長が30~40cmになると言う説明ですから、長くなったら畑のしたのローム層に突き刺さる事必定。


 本当はF1は使いたく無い所だけれども黄色に惚れて宗旨変え。
色々な品種を作りたくて、背に腹は代えられないと言ったところです。


 先の「アロマレッド」の種数が少なく、足りなくなったので近くのスーパーで探しだしたもの。
ひょうたんから駒と言うか、不幸中の幸いと言おうか、ここ2、3年探しても見つからなかった種子です。
この少し怪しげな名前「四季取スーパーレッド」は中々美味しいニンジンなのですよ。


 これも探していて見つけた「紅かおり」と言う名前のニンジン。
初めての購入だったけれども、味と形が良かったら来年以降も使います。


 これも新顔の「ワンディッシュ」と言う名前の球形ニンジンです。
フレンチ、イタリアンのレストランで丸ごとつかえるのではないかと思って購入しました。

 でも、この袋は20ml入りだから二袋は買い過ぎでしたね。
あらためて冷静に考えてみると、平畝に三筋播いて15mlで済みましたからね。

 結局ニンジンも7種類も播いてしまう結果になってしまった。
我が家の山の畑のニンジンは、甘くてニンジン本来の香りも強くて評判が良い。
今年もたっぷりの堆肥を施した土のベッドで色々なニンジンが続々と発芽中です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半夏生十日前はニンジンの播き頃(その1)

2014-06-25 12:43:40 | 

 以前、義母スベルべママママから「ニンジンは『ハゲン十日前』に播く」と聞いた。
さて、「ハゲン」って何だろうと思っていたら、半夏生の事だと知ることが出来た。


 雑季の半夏生は夏至から十日後とされ今年は7月2日がその日に当たります。
その10日前になり、せっせと山の畑にニンジンを播き始めました。

 もう二十日以上も前にたっぷりと堆肥を施して耕し、作っていた平畝に植え溝を作り種を播く。
そして、乾燥防止のために籾殻を掛け、転圧した後たっぷりと散水する。
すると、水分を求めるのか、堆肥の匂いにつられるのかモンシロチョウが集まりだす。


 蝶の数え方は何だっけなー、匹では無いと思うけれども、ま、取りあえず5匹。
ん?一頭だっけ?どなたか教えてちょうだいな。


 隣にはキャベツが植えてあるから、産卵途中の休憩かな。
いやいや、アオムシになる卵を作るための求愛活動なのかな(笑)。


 実は生長期間の長い品種「金時ニンジン」はすでに数日前に播き発芽を見ています。


 「曲がった事が大嫌い」なスベルべにしては植え溝が曲がっていましたね。
ま、これもご愛きょう。でも手製の溝付け道具を使うため溝の間隔は一定です。

                      (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マックス遭難事件!

2014-06-25 04:03:41 | マックス

 マックスが昨日は遭難事件。
いや、原因はマックスでは無くて目を離したスベルべに有るのだが・・・・。
午後からマックスと山に行き途中から走らせると言うか歩かせるが目は離さない。


 よたよたと畑に到着したマックスは先ず葉っぱを食べる。
食べるのは決まって「キク芋」の葉です。


 こんなにおとなしく草食礼男子の様相のマックスですが・・・・。
昨日は午後三時半頃、目を離したすきに逃走されてしまった。


 慌てて、下のスベルべママに連絡したけれど来客中で対応できないと言う。
そこで、近所のオジサンに見張りを依頼して、鳴き声が聞こえると言う旧道を駆け下りた。


 駆け降りる途中で左手の大きな沢の奥からの鳴き声が聞こえた。
独活を取りに入るけれども、長い急斜面、崖の難所です。旧道から落ちたに違いありません。


 下に到着すると、近所の人たちが心配して集まり、声の方向を示して下さる。
身支度を整え、リードを腰に縛って藪を掻きわけて深い沢に入った。


 「裏の畑でポチが鳴く~♪」ならぬ、「裏の山でマックスが鳴く~♪」でしたよ。
声のする方向の沢に到着すると、沢の上方から声が聞こえる。

 大声で呼びながら沢を登ると、居ました居ましたマックスが。
大きな段差を飛び降りる事が出来なくて下を見ながら吠えているのでした。

 なんとか、滝状の落差に取り着き、マックスを抱いて下ろすことに成功。
リードを付けて、歩けるところは歩かせ、落差は抱いて降りる。

 しばらく従順にスベルべトーちゃんの後に付いて歩いていたマックスの奴、先が分かると先に立って歩き始めた。
待っていてくれた皆さんにお礼とおわびを述べながら無事帰還。


 さすがに疲れ果て、なんだかまた老け込んだようにも見えたマックスです。
本当に思いもしない、思いがけないような行動をするマックス。
一生振り回されてしまうマックスだけれども、原因は飼い主スベルべの不注意に有る事は確かです。
 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の野菜が大収穫

2014-06-23 05:20:30 | 野菜

 晩春から初夏の野菜が収穫時期を迎えています。
朝の収穫作業だけでも一時間はゆうに要します。


 丸いのは生食用のカボチャ「コリンキー」です。
薄切りにしてそのままサラダに使ったり、酢漬けにしたり、塩漬にしたりと万能です。

 ズッキーニも持ち切れないほど、そう一日に数十本の収穫ですね。
先日、グミをもぎ取りに来てくれた就学前の男の子に「これなんだー?」と黄色種のズッキーニを見せました。
期待にたがわず男の子は「バナナー!」と大きな声で答えてくれましたよ(笑)。


 触ると痛いほどのイボイボのキュウリです。「四葉(スーヨー)」種です。
昨日畑でそのまま齧った人は「美味しいー、昔の味がする」なんて感激されていました。


 気温の上昇と共に少し固くなっては来たけれど、まだまだ美味しい「オカヒジキ」です。
徐々にその美味しさが浸透はして来ているけれど、まだまだ食べて頂きたい野菜。


 これは「ラッキョ」です。
エシャロットなんて洒落て言わなくても、「ラッキョ」で十分に美味しいですよ。

 先日、百菜花んから電話が有り、東京の飲食店から注文が有ると言って連絡を頂いた。
1.8キロを納入すると追加で3キロと言われたけれども、ご勘弁頂きました。


 さて、こんな採り立ての野菜を使っての昼食が完成。
名づけるならば「夏野菜スパゲティー」かな。うーん、冷たいワインが欲しかったなー(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする