今年の秋は、スベルベが想像した通りの野菜にとっては大変な秋になりました。
エルニーニョ収束の年の特徴として言われていた、台風発生状況なんてぴったり的中。
雪を間近に控えた今、ようやく害虫の食害も収まりつつあり、野菜本来の姿を取り戻しています。
これは、「エンダイブ」ですが、果たして雪が降るまでに芯の軟白化が出来るのでしょうか。
紫色の白菜「紫草紙」です。
上手く巻いてくれたら、目を見張るような紫色の色彩が芯から出てきます。
最近スーパーで見かけて驚いた「ワサビ菜」です。
口にした当初は甘く感じるけれど、それは一瞬。間もなく鮮烈な辛さが下の上に広がる。
これも、ピリリと辛い「レッドマスタード」です。
色合いと、辛さは野菜サラダのポイントになることは間違いありません。
真上から見たら、変哲の無い「ミズ菜」に見えるかもしれません。
でも、蕪元にその特徴的な色合いが出現しています。
紫色のミズ菜「紅法師」ですよ。
紫色の小松菜です。
「紫祭り」と言う商品名ですが、これも綺麗な紫色を見せてくれるし、味も良い。
商品名はいくつかあるようですが、我が家では「赤リアスからし菜」と呼びます。
やはり、ピリリと辛い後口が特徴で、色彩と共にサラダのポイントになります。
その根元です。
こんな野菜を朝早く、朝霧の立ち込める山の畑で冷たい手に息を吹きかけつつ収穫。
先日は、農天市場で売れ残ったこの野菜たちを夕食のテーブルに。
ドレッシングだけで美味しくて思わず「贅沢だなー」なんて呟いてしまいました。