畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

農天市場10年目の最終日(その2終わり)

2016-11-29 04:44:27 | 暮らし

 試食コーナーの一品。紫サツマイモのスイーツでトッピングはクルミの実です。

この紫色の材料「ムラサキマサリ」は本当に濃い紫色で、苗は自分で種芋から育てていました。

 

 小さなおにぎりが、ラップされています。これは「古代米」を混ぜて炊いたご飯が材料。

赤飯のように、薄赤い色に染まりますが、農天市場の打ち上げの意味もあったのかな。

 

 そしてこの古代米は完全有機栽培でしかも無農薬のお米です。

「有機JAS」の認定さえ受けているお米で、めったに手に入らないものですよ。

 あ、ちなみにスベルべママの「糠床」は、「コシヒカリ」の有機栽培のもの。

トンボさんにお願いして分けて頂いた小糠で、これと我が家の野菜で鬼に金棒って感じかな(笑)。

 

 漬物などです。左上は「味美菜」のたまり漬け。その右は「最上蕪」の甘酢漬け。

下左は「菊芋」の一夜漬け。右はいずれも生で、大根二種類と「ヤーコン」でした。

 

 この「菊芋」は先日来、まとめてお買い上げのお客様がいらっしゃいました。

「菊芋」は、スベルべが子供のころの味の記憶が懐かしくて探し出し、栽培しているものです。

 

 ネットから検索してプリントした「菊芋」の説明です。

ひょっとしたら、現代人を救う食べ物なのかもしれませんね。

 この他にも、もちろん色々な栄養素に富む「クレソン」もテーブル上に。

食と健康をテーマにしてきた、「農天市場」の面目躍如と言うところでしょうか。

 こうして、大げさに言うならば、汗と涙と笑いの「農天市場」は営業を終了。

お客様の皆様には「来年もよろしくお願いしますよ」と沢山の激励も頂きました。

 ご挨拶の張り紙にも、さり気無く書いておきましたが来年の営業は不透明です。

もし、やるとしたら営業方式を変えるとか、何らかの現状との変更も必要なようです。

 サラリーマン時代から、こんなことをやりたいと考え続けて実現できた「農天市場」。

長いようで短く、あっという間の10年間だったようにあらためて感じているところです。

          (終わり)

コメント (4)
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