先日の晴れた日、我が家の畑のある山で「イチカラ畑」の蕎麦の収穫が始まった。
少し前にコンバインが道路脇に停められていて、ようやくこちらまで来たのかと見ていたのだった。
秋晴れの空の下、コンバインはスベルべの方に向かってくる。
隣の畑との境界付近は、猛烈な蔓性の雑草に覆われていて、どうなる事かと見守った。
スベルべの心配も他所に、蕎麦、大豆専用のコンバインは雑草もろとも刈り進める。
農業用機械の進歩は目をみはるばかりです。
倒れてしまった蕎麦も、巨大な櫛の歯のような回転刃で起こしながら刈り取るのですね。
オペレーターは顔見知りの若者。
聞くと、ここに来るまでに22町歩の蕎麦畑をほぼ一人で刈り取ってきたとか。
この後、少し話を交わしてスベルべは自分の畑で、野菜の収穫。
帰宅して蕎麦刈の状況をスベルべママに話すと、一緒に山の畑で昼食と言う話に。
大根の葉とジャコ入りのお握りと、けんちん汁持参で蕎麦刈の現場に到着。
しかし、彼は「3時から雨の予報で、それまで仕事を続けお昼はそのあと」と言う。
スベルべママは「だめ、少しでも食べなくては体に悪い」なんて強引にストップをかけた。
3人で大急ぎでご飯を食べ、かれは休む間もなく再びコンバインに。
翌日、心配で蕎麦刈の状況を見ると、仕事は順調に進み、コンバインは我が家の畑の隣に。
昨日の日曜日は、最近には珍しく快晴の一日、休む間もなく蕎麦刈をしたのではないかと思います。