畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

スベルべ夫婦の行き当たりバッ旅(その8終わり)

2016-11-01 05:01:25 | 旅行

 尾瀬沼へ続く、「沼山峠」の入口、シャトルバスの発着場を通過し、いよいよ厳しい山岳道路。

御池から峠の頂点を過ぎて下りにかかると、眼前に素晴らしい紅葉の谷が見えました。

 

 

  谷の向こう、霧の彼方は「平が岳」でしょうか。

日暮れの迫る時刻が気になり、シャッターもそこそこに再スタートです。

 

  場所によっては普通車のすれ違いも難しいような山岳道路。

一台のスポーツタイプの車に追いつき、迫るとすれ違い場所で道を譲ってくれました。

 

 

 

  走る事1時間近くで「鷹ノ巣」に到着。入って見たかったけれども準備中の立て看板。

新潟方から尾瀬に向かう際の最終集落。と、言っても夏場だけの集落となり冬は無人です。

 

 懐かしいですねー。キャンプ場ですよ。

今年の4月28日に亡くなってしまった、同級生とオートバイで訪れテント泊。

 

  翌日、夜も明けやらぬ早朝、飯盒で炊いたご飯でおにぎりを作って登山開始。

かなりのベテラン、山のつわものも嫌う行程6時間の馬鹿尾根を登り始めたのでした。

 

  珍しく、スベルべママが記念写真を撮ってくれました。

御池から、この清四郎小屋までの間で、遅い車が道を譲ってくれた。

 でも、再びこの小屋の前にいるときに追い越していった。

 遅れて出発したけれど、今度は絶対に道を譲らない。

 

 あんな初老の男に負けては居られないなんて思ったのかな。

オートバイライダーのスベルべはコーナーのコース取りが良く、結構早いのですよ。

 さながらカーチェースの様相で、スベルべママは気持ちが悪くなった様子でもありました。

ともあれ、メーターによると、走行距離は300キロ余り、走行時間にして7時間でした。

 あの、悪路ともいうべき山間道路を含め平均時速40キロは少し早すぎたかな。

でも、こうして紅葉見物は人情に触れたり、素晴らしい民芸品を見たりしながら楽しめました。

 走行は7時間でしたが、出発は7時で帰宅は17時。10時間のドライブでした。

            (終わり)

 

コメント (2)
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