さて、例の巨大「コンニャク芋」ですが、スベルべママはさっそくコンニャク造りに挑戦。
実は、スベルべ不在時に一人で掘った一つがスコップで傷つき早く処理する必要も有ったのでした。
早く煮えるように、賽の目状に切ったコンニャク芋を大きなステンレス鍋で煮ます。
やはり、ベテランたちの助言通り、大きなものは粘り気も弱く早く煮られたとのこと。
煮上がったコンニャク芋はミキサーで砕きます。
この後、凝固剤として調理用ソーダを入れてかき回します。
次は、その熱々の溶けたコンニャク芋をステンレス製の大型バットに。
粘り気が強くて、自然に平らにはならないので、優しい手で撫でて平らに。
うーん、熱そうですねー、顔の皮も手の皮も薄いスベルべには無理な仕事かなー(笑)。
バットのコンニャクが固まり、温度も下がったきたところで適当な大きさにカット。
いよいよ、期待のコンニャクのスタイルになってきましたよ。
切ったコンニャクを茹でるのは、ソーダ分を飛ばす、抜くためです。
こうして、茹で上げて冷水で冷ましたら、ほーら、コンニャクが完成ですよ。
種芋植から始めたコンニャク造りがようやく終わったのです。
このコンニャクを再度茹でて千切りと言うか、細かな短冊に切ってワサビ醤油で試食。
うーん、美味しいなー。皆さん、たかがコンニャクって思うでしょ。
でも、これが美味しいのですよねー。
昨日の農天市場で試食品として提供したら幼い兄弟の食べる手が止まらなくなっちゃいましたよ。
パクパクと食べるので、お母さんが困っていらっしゃいましたが、本当に微笑ましかった。
そして、なんの気負いも無い、無邪気なお子さんがおいしそうら食べてくれるなんて嬉しかった。
それでこそ、百姓冥利に尽きるってものですよ。いやー、ホントにうれしかったなー。