畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

朝霧立ち込める山の畑

2016-11-08 05:26:06 | 

 長岡のフレンチレストラン「アシェット」さんから注文が入り、夜明けを待って野菜の収穫。

朝霧の立ち込める朝で、山の畑に着いてもまだ霧が立ち込めていた。

 

 枯れた薄も霧に覆われ物悲しいような晩秋の風景です。

 

 今年は果樹の良く実った年で、「マックスの柿」と呼ぶ柿の木もたわわに実を着けています。

マックスが居たならば、きっと立ち上がり伸びあがって柿の実を咥えて採ったでしょう。

 

 今にも斜面から続く藪の中からマックスが出てくるような錯覚にさえ陥る。

 

 カメラを構えているうちにスベルべママは収穫の準備ができた様子。

さて、カメラはポケットに収め、収穫を急ぐことにしましょう。

 

 野菜も朝霧に濡れ、畑の中を歩くと合羽のズボンもずぶ濡れに。

そして、水滴となって流れ落ち、ゴム長の中まで濡らしてしまいます。

 

 真ん中は期待の野菜「チーマディラーバ」です。

とう立ちした花蕾を食べる野菜で、小千谷のイタリアン「レアーリ」も期待していますがまだまだ。

 

 収穫を終えて、帰宅し山の上を見るとまだ山頂付近は霧に覆われています。

わずか140mほどの標高差でしかないけれど、ずいぶん気象環境は違いますね。

 この後、大急ぎで10種類を超える野菜を荷造りし、急便屋さんに託したのでした。

新鮮な野菜は、美味しいフレンチの材料としてアシェットさんのテーブルに上がるでしょう。

コメント (2)
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