畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

冬を待つ黎明の魚沼盆地

2016-11-11 05:05:49 | 風景

 周囲が明るくなってきたので、軽トラで野菜の収穫に山の畑へと向かう。

 山の上に着くころには、東の空が茜色に染まってきた。

 

  魚沼盆地の村々もまだ朝霧の下で眠っているかのよう。

向こうに見える、「権現堂山」は、一度は初冠雪で白くなった。

 

 

  山の畑に着くと、越後三山の上あたりの雲が茜色に染まりだす。

三山は何回か雪が降り、かなり白く見えるのだけれど、まだその白さは見えない。

 

  太陽が顔をのぞかせると、雲は赤く染まりだす。

夜明けの瞬間がやってきました。

 

  「権現堂山」の上も明るく輝き出します。

 

  太陽の顔を出す位置は季節と共に、徐々に右手、西方へと変わります。

今は「未丈ヶ岳」と「荒沢岳」の間から顔をのぞかせています。

 

 野菜を収穫しての帰り道、軽トラを止めてカメラを取り出します。

視界をさえぎるものも無く、好きな場所ですが、我が家の畑の山と谷一つ隔てた向こうの平も見えます。

 こうして、降雪前の魚沼は静かに冬を迎えようとしている。

そろそろ畑の周りの桜やジュンベリー、柿などの木々も冬囲いを急がなくてはならない。

コメント (2)
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