畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

薩摩隼人は太っ腹

2018-06-28 12:47:46 | 野菜

 先日に引き続き鹿児島から取り寄せたサツマイモ苗のお話。

自前の苗も切れるけれど、ぽつぽつとで効率的に進められない。そこで、取り寄せて一気に植えようと思った。

 

 先日の苗と同じで無驚くほどに太くて長い。

今までに見たことも無いさつま芋苗です。だから350本と言っても超大きな箱で来た。

 

 50センチと言えば大げさだけれど、いや40センチほどの苗が普通。

マルチに軽くカッターナイフで切れ目を入れても植えられず、手で引き裂いて植える。

 

 今回の注文は3種類で10本束にして35束でした。結束紐の色で種類分けしてある。

ベニマサリって初めての品種で期待大。昔、亡父が作っていた高系4号だったかの後継らしい。

 1束が10本て少ないと思うけれど何せ太くて長い苗で、これを50本も束ねたら大変なことになるだろう。

それにしても、凄い品種量ですよね。スベルべなんて作るのは7、8種類ですから。

 

 一日目、到着当日に100本植え、翌日に150本植えた。

残りの100本は、そのまた翌日の朝飯前に雨に期待して植えたのだった。

 しかし、マルチに数えながらカッターで切れ目を入れているのに、どうも数が合わない。

苗の本数が多いのですよ。あらためて1束を数えながら植えるとなんと12本~13本だった。

 いやー、驚きましたねー。関東産の苗は50本束でもほとんどプラスは無い。そして、貧弱な苗も入っているのに。

なんと、薩摩隼人は太っ腹。西郷どんの子孫だけのことはありますねー、すっかりファンになっちゃいました。

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「男女共同参画」我が家の場合(その1)

2018-06-28 04:56:02 | 

  10年目かな、いや11年かなとにかく長寿番組になった感のある「魚沼農業日記です。

自分の姿を自分で撮ることは不可能ですから、テレビ画面から内容の一部を紹介しましょう。

 

  前々回かなさつま芋を植える話を話題にしました。

その日の内容は、ディレクター兼主演のスベルべとアナウンサーで決めます。

 

  アナウンサーの彼女も始まって以来担当から外れることは無かった。

息の合ったと言うか、口の悪いやからには「漫才のようだ」とも評される名?コンビ。

 

  毎回ほとんど下の畑でオープニングを撮り次いで山の畑へと向かう。

今回の主題はサツマイモ植えですから、先ずは畝作りから開始と言う流れ。

 

 畝建て機で畝を作った後は、夫婦でマルチの芯にイボ竹を通し両端を握って仲良く前進。

一人でもできなくは無いけれど、二人ですると効率的で疲労も少なくて済みます。

 スベルべママがまだ勤めていた頃は、この一連の仕事をスベルべが一人でこなしていました。

しかもその頃のマルチは今の幅110㎝より広い135㎝で、それを拝むような姿で持ち畝を跨いで張っていました。

              (続く)

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災害から11か月目の復旧工事(その2終わり)

2018-06-27 04:17:50 | 暮らし

 昨年の8月、災害発生後一月も経ってからの現地調査でした。

ま、市役所も要因不足で非常時に対応できる人員も少ないのかも知れないから、住民の声も大切ですね。

 スベルべが市会議員の一人に声を掛けて、ようやく失言してもらった視察、調査でした。

でも、同じ地区の議員の動きなど、全く緩慢でした。会う機会が有ったらきっちりと注意しますよ。

 

 斜面の復旧工事とともに道路舗装の修繕もようやく始まった。

舗装だけではなくて路肩も傷んでいたから分からなくも無いけれど、でも、遅い着手だったなー。

 

 これが、昨年の状況です。この後乱暴に応急措置で砂利で直しただけでした。

アスファルト舗装が水圧で捲り採られてしまったのでした。今までずいぶん不自由してましたよ。

 

 同じく昨年の水害直後のある沢の様子。

道路が崩れ、道路下のヒューム管と、その先のコンクリートで巻いた補強部分が見えます。

 

 これで、復旧工事が完成なんて少しお粗末です。少しの水でも路肩の斜面は崩れるでしょう。

根本的な対策は、道路下のヒューム管の大径化か、ヒューム管を止めてオープンにするしかないと思う。

 でも、災害復旧って「旧に復する」で、元以上の構造には出来ないのだとか。

7年前の水害時にも同じ状況になり復旧工事の担当会社を「いいね、またすぐに仕事が出るよ」なんてからかっていましたが。

 

 梅雨入りしたと言うのに、雨が降りません。越後三山がくっきりと見えます。

毎年こんな状況で、新潟は梅雨明け前に豪雨災害に遭う事が多い。

 昨年は7月18日に起きた、線状雷雲・線状降水帯によると思われる災害でした。

日本全国、どこでもいつでも起こりかねない異常気象は温暖化の影響でしょう。

           (終わり)

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ニンジンのベッドを作る

2018-06-26 04:20:54 | 野菜

 

 ニンジンの播き時期が迫ってきました。

播種の10日前までにニンジンの植床、ベッドを作りたくて、堆肥の搬入を開始。

 

  1回トラクターで耕した畑に一輪車でせっせと堆肥を運びます。

耕した後は柔らかくて、一輪車を押すには大変。腰をかがめて力一杯に押さなければならない。

 

  ニンジンの場所だでも一輪車42台の堆肥を運搬。

運搬し終えると、レーキで平らに均します。

 

  均し終えると、根切り虫対策と、肥料の補助として、肥料用石灰窒素を撒く。

ニンジンの種子を蒔くにはこの石灰窒素のためにも何日も前に耕し込む必要が有るのです。

 

 堆肥を平らに均し、石灰窒素を撒き終えて軽トラでいったん帰宅。

そして、昼食後にトラクターに乗って再度ニンジン畑に行き、耕します。

 土の状態は良好で、細かくそして柔らかな畑に仕上がります。

今年もニンジンの種子は3種類をたっぷりと準備してあります。月末には一回目を蒔こうかと思っています。

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災害から11か月目の復旧工事(その1)

2018-06-25 04:05:59 | 暮らし

  ようやく昨年7月18日の水害の復旧工事が本格化してきた。

発生以来11か月が経過しています。着手が早いのか遅いのか判断しかねるが利用者の一人としては歯がゆい。

 

  この先の斜面上、畑の端に入って上からアームを伸ばす重機が見える。

普通の状態よりも長いアームのバックホウで、人力では無く機械力で上から斜面を削り直すらしい。

 

 これは昨年の災害直後の崩壊現場です。

市会議員も県会議員も調査に入ったと言ったけれど、足跡は少なかったなー。

 

  農道の交通に支障をきたさないようにトンパック、大きな土のうを積んであります。

そして、日中は片側交互通行になり、誘導員が着くけれど、夕方は5時前にキッチリと引き上げる。

 

 同じく昨年の水害から1ケ月も経過し、ようやく市の担当者が調査に入った際の光景。

道路に積もった崩壊土砂に目は行っても、斜面の上、崩壊が始まった場所にまで想像力が働かなかったらしい。

 スベルべと一人の市会議員と地主の青年が案内したが、「もう遅いしな」なんて担当のつぶやきが。

「何を言ってるの、時間が経過したから災害応急工事が出来ないなんて無いよ、調査の結果見つかったと言え」、

と、アドバイスしたスベルべでした。

 職員、担当者が少ないと言われてしまえばそれまでだけれども、担当のセンスが悪いねー。

そして、議会報告会で「調査があり、予算の査定があり、工事の設計があり・・・」なんて説明した議員もいた。

 「市や県の担当者みたいなことを言うな、そこに風穴を開けて早くさせるのが議員じゃないか」と言ったスベルべでした。

             (続く)

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