昨日の朝です。朝日を写したついでに広域農道脇の畑も。
昨年秋、この畑の持ち主が思いがけないところで軽トラを脱輪し助けたのでした。
少し変だと思ったら、どうも認知症が始まっていたようで、今年は畑も手付かず。
畑は一年手抜きして、耕さなかったら御覧の通りですね。ただの草むらと化しています。
左の青々として背丈の高い草はアカザです。昨年秋には野沢菜が作られていた。
大きくなると杖代わりにもなるというだけあり、あっという間に大木です。
手前の赤い草は、オオアレチノギクかな、これも成長は早い。
これも大きくなり、根もしっかりと張るのでここまで大きくなると抜くのも大変。
これは草ではありません。畑の持ち主は珍しく親子での専業農家。
栽培用の山菜「ウルイ」の親株ですが、水不作で真っ赤に枯れています。
ここだけは青々として見えます。先日も紹介した飼料用トウモロコシです。
デントコーンと言う種類らしいが、草にも負けない生命力。この日照りの中で種蒔きをしたら出芽しました。
こんな逞しい作物が、直接人間が食べられる種類だったら人類の救世主です。
軽トラで移動しながらの畑の風景でした。どの世界も同じですが農業も後継者難。
畑が原野と化すのにもそんなに時間はかからないのかもしれない。もちろん我が家も含めてだから切なくなります。