畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

四年ぶりの夏祭り

2023-08-16 10:38:55 | 暮らし
 コロナ禍三年休まざるを得なかった夏祭りが再開。
三年休み再開という事で張り切ったのか、集合時間の6時前には全員が集合。

 三年も休むと、道具を持ち出し揃えるのも大変。
しかも、ようやく材料が集まったのに、縛り方さえ忘れている始末。

 あーでもない、こーでもない。
長老格のスベルべにも質問が飛ぶけれど、答えられない始末。

 でも、ようやく幟旗が上がりましたよ。
祭りを待ち望んでいた、子どものような嬉しさがこみ上げる。

 幟旗は二対上げる。
神社の入り口には「奉献若宮八満社」の文字。八万太郎義家をまつった神社なのです。

 こちらは神社の真ん前の参道脇の一対。
右が「五穀豊穣」で左が「萬民豊楽」で、大好きな幟旗の見事な文字。
 農村である、集落の守り神が八幡太郎義家で戦の神様とは少し不思議な事。
でも、「五穀豊穣」は農民全ての祈り。天候不順も吹き飛ばせ。
そして、「萬民豊楽」です。ばんみんぶらくと読むが、民、国民と世界の人々が豊かに楽しくという願いです。
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この暑い中お仕事ご苦労様です

2023-08-15 05:09:30 | 自然
 今でも毎日、朝夕は野菜への潅水のために山の畑に通う。
皆さんが耕した畑が気になり、見ると点々と動物の足跡です。

 雨が全く降らない日が続き、土は砂のように乾ききっている。
少し湿っていたら、動物の足跡も爪の形さえ残ることがあり分かりやすいのだが。

 先ほどの足跡は帰宅途中で見つけたもの。
我が家の畑が気になり始めて、引き返して子細に見ると・・・。

 なんと、暑さのために中断しているジャガイモの畝を荒らした跡さえある。
この暑い中、ご苦労様です。なーんて言っている場合ではないですね。

 暑さで人間も食欲不振気味なのに、動物たちだって食べなきゃ死ぬ。
うーん、この齧り跡だと、クマではないな。とすると、アナグマ・ムジナかな。

 可哀そうだとは思っても、みんな君たちの餌にするわけにも行かない。
急きょ残してあるキタアカリをコンテナに半分ほども掘り帰宅したのでした。
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猛烈な暑さの中でトラクター

2023-08-14 04:05:04 | 暮らし
 八月も中旬に差し掛かり、そろそろ秋野菜用の畑も気になる。
適度に湿った土が耕運には適するのだが、こう降らなくては雨を待つ場合ではなくなった。

 そこで、潅水・収穫などの朝仕事を終えて朝食後にジャガイモの収穫跡を整理。
整理し終え、一旦軽トラで帰宅してトラクターでそこを耕すために山道を登ったのでした。

 積乱雲は見えなくもないが、どうも雨を降らすほどに発達する気配もない。
しかも、その小さな積乱雲の後方には筋雲。秋の気配さえ感じさせる雲ですよ。

 三週間、いや一か月近くも雨が降らないと、斜面の雑木も枯れ始める。
平成6年の大干ばつの年は、樹齢30年以上の立木も枯れたから、それに匹敵するかのよう。

 スベルべのように気楽な百姓は草取りも手抜き中。
でも、勤勉な専業農家のお母さんは、カンカン照りの下で「ナルコユリ」の草取り。
 でも、可哀そうなことに、雑草を日陰としてきたというのに、雑草を採られて丸裸になったら、
哀れナルコユリも赤茶けてきてしまいました。スベルべは怖くて、ニンジンの中の雑草も手を付けていない。
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のめしこきの節季稼ぎ

2023-08-13 10:01:39 | 暮らし

 随分日が短くなりました。日の出は5時10分過ぎです。
山の畑へ向かう前に、途中で川から水をエンジンポンプ出汲み上げて行く。

 今日熱くなりそうです。越後三山には雲一つかかっていません。
週間予報で15日辺りに見えた傘マークも、また消えてしまった。

 遠く望む魚沼市中心市街地。
まだ皆さんが涼しくなった空気の下で眠っているのでしようね。

 沢を挟んで隣の平らの畑越しに見えるのは巻機山。
先日、ヌクビ沢コースで遭難死がありました。スベルべは家族と犬まで連れて登ったコース。
 あの沢は残雪が多くて年によっては9月ころまで消え残りコースが分かり難い。
何回も登っていたので、迷わずに登り、道に迷った大学生を案内していました。

 遭難事故は余談です。ナスの収穫を終えたら潅水です。
ピーマン類もいれたら100本をはるかに超える数で時間もかかります。

 晩生の大豆「秘伝」の葉をそっと持ち上げて覗きます。
小さくて、紫色で可憐な花です。大豆の花はご存じですよね。
 先ほどは、ナスを納品してきましたが、途中で何人もの墓参の人を見た。
数日前には草取りと掃除を済ませ、今朝は如雨露で打ち水しています。
 余り熱くなる前に墓参りを済ませましょうかね。静かなお盆です。
表題の意味はお分かりかな。普段怠けている人が、盆や暮れに急に稼ぎ出すさまを言う言葉ですね。
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大きなスイカがゴロゴロと

2023-08-12 04:39:22 | 
 スイカはカラスの近寄りやすい周辺部から食害に。
でも、さすがにこの蔓と雑草の威力。そして早期に張ったネットも役立ちスイカがゴロゴロと。

 タヌキやカラスで無かったら、この草藪がスイカだなんて思わないだろう。
やや、蔓の樹勢が弱まったら、いや見えること見えること。大きなスイカがゴロゴロです。

 梅雨明け以降ほとんど雨は降っていない。
でも、潅水もしないのに枝豆「湯上り娘」は実が入るし、スイカも育つ生命力の不思議さ。

 ここのところ、朝夕二回山の畑はナスとピーマン類の潅水に通う。
朝はついでに、枝豆やスイカを収穫して帰宅するのが、朝飯前仕事です。

 この朝は4個かな5個だったかな。帰り道で皆さんに進呈しながら帰宅する。
でも、何といっても収穫の喜びは大きい。大きなスイカを抱えて一人で歌い踊る。
 黒沢映画の七人の侍の収穫祭の場面でも無いけれど、やはり踊りだしたくなるほどです。
なぁーに、誰も見てないから笑う人も居ない。いや、藪の中からタヌキが見て、腹を抱えて笑っていたかも。
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