夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

島田一男著「江戸巌窟王」徳間文庫

2007-03-14 00:25:39 | 本と雑誌

島田一男著「江戸巌窟王」徳間文庫
唐津水軍の一党は卑怯な手段で全滅させられたが 末の七郎は辛くも生き延びる

素直で呑気な持ち味で 周りの者の言葉をよく聞き 導く人あって修行を労苦と思わず 剣術 兵法を身につけていく

やがて捕らえられた仲間を救い出し

欲の皮つっぱった外道達への 復讐を果たす

伝奇時代劇

私は島田先生の南郷弁護士シリーズや事件記者物を読んで育ちました 母が本を持っていたので

会話の独特のテンポが大好きでした

男性の「あたしはね」なんて言葉づかいなど 出てくると ゾクゾクするほど嬉しかったですね

変な子供だったわけですが

「上を見るな」春陽文庫さんでしたっけ

島田一男 この名前を見るだけで こっそり 大人の本を読んでいた子供時代が蘇るのです

母が○○才になったら家にある本は どれ読んでもいいって 言ってくれたけど すみません その前に全部読んじゃってました

お昼をヨーグルト一個にして 差額は全部 本買ってました 今 島田一男の作品 題名眺めてニヤニヤしています

倉庫から引っ張り出してきて読み返そうかな