夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

面倒なれど

2007-06-10 19:08:14 | 子供のこと身辺雑記

面倒なれど
面倒なれど
面倒なれど
何か作らないわけにはいかない

しかし何もしたくない時ってある
ほぼ毎日のような気もするが

父のリクエストで炊き込みご飯

朝のえのき茸と薄揚げのお味噌汁に卵を落としただけ

万能調理器で削ったきゅうりと大根のサラダ
しかもドレッシングは前日 田楽用に作った味噌の残りとマヨネーズを和えただけ
すりごまなどふりかけても

これにウィンナーを炒めただけの夕食

ご飯の具は 干し椎茸 牛蒡 人参 えんどう豆 むき海老 蒲鉾 平天 無理矢理 七品 (笑)

と これで ごまかして 明日は何を作ろうかな

玉葱 じゃがいも かぼちゃは たっぷりありますが
ビシソワーズなどに挑戦しましょうか
かぼちゃをサイコロ切りして唐揚げにし天つゆと大根おろしを添えるとか
鮭の唐揚げを南蛮酢に漬けるのも美味しいかな

昔 山陽百貨店地下に 鮭の南蛮酢が美味しい売り場がありました
伊勢海老のマヨネーズ和え(オーロラ・ソースって言ったっけ)なども美味しかったですねぇ

同じデパート地下で やまとやしきなら これが美味しいとか そこに行けば絶対買わないといけない定番みたいな品が 昔はあったのでした
母が姫路へ出た日は おみやげ期待して待つような
中華屋さんのお持ち帰り
地下街のパン屋さんのサンドイッチ
鶏飯 牛めし弁当

今日はどれを買ってきてくれるかと

あの頃の母の年を追い越し
もう随分と遠い思い出です


阿川佐和子著「もしかして愛だった」文春文庫

2007-06-10 18:43:53 | インポート
阿川佐和子著「もしかして愛だった」文春文庫
阿川佐和子著「もしかして愛だった」文春文庫
阿川佐和子著「もしかして愛だった」文春文庫
今回は何やら 美味しげな料理があちこちに出てきます
お雑煮 お粥 大根料理 ビーフン 鶏がらスープのとり方 活用方法 保存方法 おにぎり 豆料理 混ぜご飯色々
それもそのはず この本は 「キューピー3分クッキング」と他の雑誌に連載されたものをまとめたそうだ


解説は阿川女史の本の表紙画などを手掛ける和田誠氏の奥様でもある平野レミさん

私なら副題は こう つけます
―お腹のすく本―

あれもこれも作りたくなって 体重が増えるかもしれません


判るのか 解らないのか

2007-06-10 13:28:47 | インポート
判るのか 解らないのか
判るのか 解らないのか
母が NHKの「のど自慢」を聞いている・・・ように見える

今日は鹿児島からの放送だ

懐かしいと思っているだろうか
母は鹿児島の出身だ
今は石油コンビナートがある喜入(きいれ―漢字は自信なし^^;)
そして指宿温泉に親戚がいるらしい 母のすぐ下の妹が ずっと昔に訪ねていったそうだ
母の父(母の結婚後 まもなく死んだ 私が生まれる前のことだ)義太郎の兄弟や その子供達 いいえ孫の世代になっていることでしょう
母の旧姓は上久保と言います

やはり死んだ祖母コトエ(旧姓 松元)が漁師や畑仕事を嫌い 鹿児島から福岡へ移ったと聞いています


時々 母は鹿児島の海から網で引き揚げられた魚の美味しさを 色々懐かしそうに話してくれました

鰹節けずっただけのものが どんなに美味しいか

土間の向こうの一段高い畳に 端座し いつも背筋伸ばし しゃんとしていた母の父方の祖母
子供心に怖くみえたけれど 時々呼び寄せ 傍らの引き出しから 食べ物をくれたこと

山の中にある一族の大きな墓

戦争で疎開した時に可愛がってくれた おえいおばさんの話

いっそ うちの子になればいい


半分聞き流すように聞いていた 母の思い出話


―いつか 鹿児島にみんなで行きたいね

「行こうよ!」と私が言えば
「遠いからいやだ」

「飛行機なら早いわよ」


「飛行機は落ちるから絶対乗らない」


「じゃ船は?」

「船は沈む」

「そしたら車で 〇〇(夫の名前)さんと 私が交替で運転するわよ」

「時間かかるから しんどい」


で ついに鹿児島行きは実現せずに終わりました(笑)


今 母を見ていて できるなら かなうなら どうにかして 鹿児島へ連れていってあげたい
あの空気を感じることは できるでしょうから

もう一度 せめてベッドの上に起き上がれるようになってくれたら
そう願うのです