著者30代半ばの話し
和田誠さんのカバーイラストも楽しい
家族 友人 職場 子供の頃のこと
自分の失敗も笑い飛ばして
頑張って生きているのです
旦那はいらないけど 子供は欲しい と言うのは晩婚だった私も結婚する前 友人と言い合っていたから よく分かる
しかし 子供を産むには相手がいる
そう ここで {ふしだらなこと するんじゃない}と育てられた心のしんに古風な部分持つ娘はくじけるのだ
若い頃 親は言う「まだ若い」 その言葉には なんで折角育てた娘をこんなしょ~もない男に―という気持ちが込められている
暫くすると諦めも入るのか親の言うことは変わる―失敗したら孫連れて帰ってくればいい―
娘は幾つになっても可愛いものなのだ
かくして 自分を安売りするな とかなんとか育てられた娘は売り時を見失い 一人で生きる楽さを覚えてしまう
好きになるのは難しい 恋愛はややこしい
誰かが待ってくれているはず と 夢見つつも
そんな年頃に書かれた本です