101頁にとても可愛い女の子の写真がある 著者が出版社のモデルをしていた子供時代のものだ
くりくりした瞳 無邪気に笑う表情の愛くるしさ
大きくなったらお嫁さん―と信じていた少女は 美しく聡明な女性に育ち 残念ながら その生真面目さゆえに結婚を難しく考えすぎてしまった
ああ惜しい もったいない―と思う
結婚しよう そういう夢を持っていた女性に 運命は 現在のところ{独身}人生を与えている
でも ま 先のことは判らない ある日 発作的に恋に落ち 結婚することもあるかもしれない
良き伴侶の傍らで優しく微笑む阿川女史が見たい気もする
父 母 兄 弟達 高齢の伯母のこと
アメリカ生活で出会った人々
これまで住んだ土地の記憶
考えさせられる話 共感するもの あれこれ入っております