レスリー・メイヤー著「はた迷惑なウェディング」創元推理文庫

田舎町で新聞社に勤める主婦のルーシー・ストーン

親友のスー・フィンチの娘シドラが結婚する手伝いを頼まれる

シドラの婚約者で大富豪という触れ込みのロン・ダヴィッツと母親デルマがやって来て スーが立てた結婚式の段取りはメチャクチャになる

港の人間関係も不穏な動き

以前シドラと付き合っていたジェフ・ラムフォードも浮かない顔つき

ルーシーの夫ビルは 妻には専業主婦でいてほしくて 嫌みを言うし

家事 子供達の送り迎え あれこれ本当に忙しい

ロン・ダヴィッツが海に浮かんだ死体になってるのも見つけてしまい

ロンが大富豪でなかったことが判る

殺人容疑をかけられた記者はアンディ・ドーフマンは 逃亡しようとルーシーの車をジャックしてきて

更にはルーシーと彼女の娘エリザベスが乗る船に真犯人が無理やり乗り込み暴走

事件に巻き込まれて 疲れるったら

ジェフとシドラが結婚することになり ささやかだが心温まる式が挙げられる

ルーシーの思い出の大切なウェディングドレスも役に立ちー

終わり良ければ全て良し

ルーシーは自分の結婚式と新婚旅行 その頃の夢を思い出す

シリーズ８作目

子供達も随分大きくなりました

食いしん坊で元気者の犬クードーが可愛いです

なんとなくカレー

豆腐料理が続いたから 気分転換(笑)

気分転換に部屋移動

冷房が程良く効いた部屋で 瑠奈は・・・テレビを観ていた

「黒の女教師」 リンダブックス

企画脚本 山下友弘

小説 萩田美加

高倉夕子（榮倉菜々） 高校教師 トラブルを課外授業と称し 金を受け取り解決する

夕子と藤井彩（小林聡美）と内田すみれ（市川実日子）は仲間だ

ドラマでは夕子が懲らしめる相手に「愚か者っ！」と叫び 蹴りを決めるのだが 小説の中では「愚か者っ」とは言わない

ドラマ後半では高倉夕子の過去についての謎も明かされるかと思う

報酬もらいやり返す課外授業

「愚か者っ」は 果たして流行るのか

そんな興味から ドラマを観ている

参考にした料理本から 更に手抜き(笑)

株式会社オレンジページの｛好評の「一年中おいしい豆腐で作る」レシピを集めました｝から

５３ページ「豆腐の豚バラ巻き」

豆腐は電子レンジ加熱で水切り

しましたが
私は普段 豆腐をキッチンペーパーにはさみ 大小のまな板ではさみ 上の方のまな板に 何か重石をのっけるやり方です
ちょっと時間はかかるけど 他の作業しながらですから余り面倒ではないです

で水切りした豆腐を豚肉で巻きやすい厚さ・大きさに切り 豚バラ薄切り肉で巻きます

焦げつきにくい加工のフライパンを熱して レシピは油なしですが ティッシュなどで 薄く油のばし引きした方がいいかも

巻き終わりを下にし フライパンに並べていきます

しっかり焼いてから ひっくり返し反対側も しっかり焼きます
酒をふりかけ 蓋をし数分蒸し焼きにし ポン酢醤油を回しかけ フライパンを揺すって味を全体になじませたら パック入りの鰹節などかけて 蓋をしてちょっとおいてから 器に入れます

ポン酢醤油を焼き肉のタレに変えてもいいし 牛肉で巻いてすき焼きのタレで味付けてもいいかも

味付けなしで焼き しゃぶしゃぶ用ゴマダレかけて食べるとか
レタスに乗せて レモンのしぼり汁かけ あっさりと

豆腐と卵のスープ

食べやすい大きさより やや大きめに切った豆腐と 食べやすい大きさに切ったトマトを炒め 中華だしか鶏ガラスープを少し加えて ちょっと煮て 水溶き片栗粉を加え 塩胡椒で味付けした溶き卵を入れます

好みで隠し味にちょっとだけ醤油を入れてもいいかも 刻んだパセリかネギを飾りにちょっとのっけます

ジョージェット・ヘイヤー著「マシューズ家の毒」創元推理文庫

一族中の嫌われ者グレゴリー・マシューズが死んだ

知らせに訪れたグレゴリーの姉ガートルード・ラプトンは検死を要求する

ガートルードはグレゴリーがかかっているデリク・フィールディング医師を信用していなかった

グレゴリーは姉ハリエットと弟の未亡人ゾーイとその子供達ガイとステラと暮らしていた

検死の結果ニコチン毒による殺人と分かり 警察が訪ねてくる
前作「紳士と月夜の晒し台」（アーノルド・ヴェレカー殺し）に登場したハナサイド警視
彼の部下のヘミングウェイ部長刑事は 厄介な事件になりそうだと感想をもらす
ヴェレカー殺しに似た様相だと

グレゴリーの弁護士としてヴェレカーの弁護士でもあったジャイルズ・キャリントンが登場する

アントニアとめでたく結婚したジャイルズは 今回も好青年ぶりを発揮し ハナサイド警視の捜査に協力する

グレゴリーの遺産の主な相続人であるランドール青年は 人を食った言動の男だった

周囲の人間は混乱させられる

事件に無関係と思えたハリエットもグレゴリーと同じ毒で死ぬ

婚約者フィールディング医師の不実と周囲の騒動に不安定なステラへ ランドールは求婚する

やがて真犯人の覚悟の自殺の後で ハナサイド警視は事件の真相をランドールに教えられる

恐ろしく頭の良いランドールは 警察より先に謎を解き 真犯人とも話していました

著者はロマンス作家でもあり 人気を博したそうです

１９０２年生まれ １９２１年作家デビュー
２３才結婚
１９７４年肺ガンで死去

ヒストリカル・ロマンスの始祖でもあるそうです

ミステリ作品は１２作

クラシック・ミステリ界の重要人物ーなどと 「紳士と月夜の晒し台」解説の福井健太氏が書いています

古い映画を観るように 愉しみたい小説です

心に響く言葉

体操の田中三兄弟の父親である章二さんの言葉として 新聞に紹介されておりました
「人の心に残像あり」

また「倒立に始まり 倒立に終わる」

その言葉を心がけ 子供達は「美しい」と形容される体操を身に付けた

きょうだい同士で励まし合い
姉は弟に送った「人間やもん」励ましの言葉

自分が励まされた時は「（～に成功したら）焼き肉奢ってね」

なんとも心あたたまるやり取りです

メダルには届かなかったけれど 世界での順位

素晴らしいと思います

人の心に残像あり

体操ならずとも 日常として生き方として 心がけなくてはいけない言葉

身を引き締めるような 素晴らしい言葉だと感じ入りました