監督 リドリー・スコット
フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)はハーレムで慕われギャングと呼ばれることなかったバンビーに15年間仕えていた
バンビーは商売の流通など世の中の変化についてフランクに話したあと死んだ
1968年 ベトナム戦争は軍人の中にも麻薬中毒者を生んだ
先の見えないアメリカ
バンビーの葬儀で フランクは言った
「この場には バンビーに借りある者が多くいる 自分はその借りを取り立てるつもりだ」
フランクは軍人と結びつき 東南アジアへ飛び 現地を仕切るボスと話しつけ ソウル・ブラザーになった
フランクが現地から直接輸入し販売することで 中間業者を入れないことで 純度100パーセントのヘロインを安価で販売する
商品はブルーマジック
一方リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は しるしがない百万ドルを見つけても 届けるような正直者だった
周囲が呆れるほど
麻薬中毒や汚職などの悪徳警官溢れる中 特異な存在だった
その正直者ぶりを買われ 麻薬捜査のトップに抜擢される
捜査チームのメンバーも信用できる人間を選べと任された
彼は警察の仕事をしながら法律学校にも通っている
子供の親権巡り妻との争いもあった
相棒だったリヴェラ(ジョン・オーティス)は 麻薬絡みのトラブルで死ぬ
フランクは成功し一族を故郷から呼び寄せる
彼は六人兄弟の長男だった
「あの家は おふくろの家だよ」
広い土地に建つ大きな屋敷
フランクは家族思いで親孝行な人間でもあった
経営するナイトクラブで派手な服装する弟を注意する
フランクは目立たないように 目を付けられないように派手な行動はしないようにしていた
彼も男 恋もする
美人コンテストの女王 ミス・プエルトリコのエヴァ(ライマリー・ナダル)
愛するエヴァからの贈り物であることが嬉しく派手な毛皮の帽子とコートで ボクシングの試合モハメド・アリ対ジョー・フレージャーの試合を観に行き 取引あるマフィアのボスと話すところが リッチーの目に留まる
ブルーマジックを売るボスを探していたリッチーは フランクについて調べ始める
悪徳警官のトルーポ(ジョシュ・ブローリン)も挙式直後のフランクにたかる
高価な毛皮を着る男なら百万ドルくらいーと 賄賂をせびるのだ
派手な格好をしたことを悔やみ 毛皮を燃やすフランク
リッチーは司法試験に合格した
ベトナム戦争も終わりが近付き
そうなると軍隊輸送ルートは使えなくなる
現地へ飛んだフランクにソウル・ブラザーのボスは忠告する
「勝っているうちに止めるのは 臆病なことではない」
ハーレム牛耳るニッキー・バーンズ(キューバ・グッティング・Jr)がブルーマジックを薄めて販売
「ブランドを汚したんだ」と怒るフランク
商品の信用は大切だった
その帰り またもやトルーポから車を調べられる
フランクは知らなかったが弟がヤクを積んでいた
たかられる様子を 尾行するリッチー達が見ていた
リッチーは捕まえた人間から フランクの組織の情報を入手し 盗聴からヤクを輸入する場所を知り おさえにかかる
トルーポはフランクの屋敷を急襲 家捜しかけて
大抵ギャングは逃走資金を自宅に隠している 出せ!とフランクの妻に迫り 口答えされ殴り倒す
フランクが可愛がっているシェパードの犬小屋に目を付け シェパードを情け容赦なく射殺
犬小屋の下から多額の金を発見 にんまりする
リッチーのチームはヤクを詰める団地を発見 抵抗するものは射殺
多くを捕らえる
屋敷に帰宅したフランクは母親に責められる
日曜日 教会から出たフランクは逮捕された
フランクは日曜日は母親と教会へ行き バンビーの墓に花を供える
フランクのことを調べ上げたリッチー達は そのことも知っていた
逮捕されたフランクはリッチーと話すうち 互いの一致を見る
汚職など悪徳警官の一掃
次々と警官が逮捕されていく
トルーポは拳銃自殺をした
麻薬捜査局の四分の三が有罪になった
フランクの妻と母親は故郷に帰り フランクの一族は三十人が有罪になった
フランクは70年の刑が言い渡された
検察を辞め弁護士となったリッチーの最初の客はフランク
リッチーの弁護と司法取引により 刑は短くなり 1991年フランクは釈放された
原作マーク・ジェイコブスン(ハヤカワ文庫NF)
確か映画の公開当時は デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの2大俳優対決が話題になりました
追う者と追われる者 会って話してみたら 共感できる部分も人としてあったーということでしょうか
やり取りは
麻薬が栽培される場所の異国情緒
当時の車の形
成功した長男がしていたこと
昔気質の母親のなんとも言えない気持ちの表現
どこにポイントを一番持っていきたかったのか ぼやけているようにも感じられますが
釈放されたフランクは何を思ったのだろう
後どんな人生を送ったのかー
気になります
ラッセル・クロウはシャロン・ストーンと共演した「クイック&デッド」が外見的には一番好きでした
ちなみにフランク・ルーカスは実在の人物です↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9
ちょっと切り口が面白かったブログさんです↓
http://d.hatena.ne.jp/aomeyuki/20080310/1205165067
こちらも↓
http://blogs.yahoo.co.jp/guch63/31177714.html
もう一つ♪↓
http://www.cinemaonline.jp/review/bei/1270.html