夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

2012-08-29 21:29:26

2012-08-29 21:29:26 | 子供のこと身辺雑記



近くはないけど 同じ町内に肉屋さんがあった
肉だけでなく お総菜 豆腐 野菜もあり ちょっと便利だったのだけど お盆前に閉店してしまった

コロッケ クリームコロッケ チーズコロッケ ミンチカツ エビフライ トンカツなどの揚げ物

冷凍うどん
自家製焼き豚

おでんに入れると 美味しいスジ

肉はキロ買いすると 定価から割引があり
ひどく便利だったのに

理由は家族が闘病中で 家族でしていた店なので 家族の病院行きやら看病で お店を開けるのが無理になった為とか

個人営業のお店は難しい
流行っていても

どんどん減っています

本屋さん 八百屋さん 花屋さん 馴染みの店が閉まると寂しいです

スーパーではレジ打ちもセルフでってシステムに移行しつつあります

黙々と客が セルフ精算

そんな未来図は 随分寒々しています

品物を手に取って これ美味しいの?

一つオマケするから

なんてやり取りも買い物の楽しみのうちだと思うのだけれど

この野菜は こんなふうに料理したら美味しいよとか

そういうのってね 死に絶えた情景になるのでしょうか

買って帰りタレに漬け 1日置いたスペアリブ

同時調理キー 二度押し250度 18分焼きます

塩胡椒したスペアリブをナイロン袋に入れ すりおろしたニンニク すりおろしたリンゴ 蜂蜜 リンゴ酢 醤油を入れ 袋持って振り振り もみもみで冷蔵庫に入れ 焼くまで放置

野菜たっぷりのスープと合わせます


「アメリカン・ギャングスター」(2007年 アメリカ映画)

2012-08-29 15:38:52 | 映画

監督 リドリー・スコット

フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)はハーレムで慕われギャングと呼ばれることなかったバンビーに15年間仕えていた
バンビーは商売の流通など世の中の変化についてフランクに話したあと死んだ
1968年 ベトナム戦争は軍人の中にも麻薬中毒者を生んだ

先の見えないアメリカ
バンビーの葬儀で フランクは言った
「この場には バンビーに借りある者が多くいる 自分はその借りを取り立てるつもりだ」

フランクは軍人と結びつき 東南アジアへ飛び 現地を仕切るボスと話しつけ ソウル・ブラザーになった
フランクが現地から直接輸入し販売することで 中間業者を入れないことで 純度100パーセントのヘロインを安価で販売する

商品はブルーマジック

一方リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は しるしがない百万ドルを見つけても 届けるような正直者だった
周囲が呆れるほど

麻薬中毒や汚職などの悪徳警官溢れる中 特異な存在だった

その正直者ぶりを買われ 麻薬捜査のトップに抜擢される
捜査チームのメンバーも信用できる人間を選べと任された

彼は警察の仕事をしながら法律学校にも通っている

子供の親権巡り妻との争いもあった

相棒だったリヴェラ(ジョン・オーティス)は 麻薬絡みのトラブルで死ぬ

フランクは成功し一族を故郷から呼び寄せる

彼は六人兄弟の長男だった

「あの家は おふくろの家だよ」
広い土地に建つ大きな屋敷

フランクは家族思いで親孝行な人間でもあった

経営するナイトクラブで派手な服装する弟を注意する

フランクは目立たないように 目を付けられないように派手な行動はしないようにしていた

彼も男 恋もする
美人コンテストの女王 ミス・プエルトリコのエヴァ(ライマリー・ナダル)

愛するエヴァからの贈り物であることが嬉しく派手な毛皮の帽子とコートで ボクシングの試合モハメド・アリ対ジョー・フレージャーの試合を観に行き 取引あるマフィアのボスと話すところが リッチーの目に留まる

ブルーマジックを売るボスを探していたリッチーは フランクについて調べ始める

悪徳警官のトルーポ(ジョシュ・ブローリン)も挙式直後のフランクにたかる
高価な毛皮を着る男なら百万ドルくらいーと 賄賂をせびるのだ

派手な格好をしたことを悔やみ 毛皮を燃やすフランク

リッチーは司法試験に合格した

ベトナム戦争も終わりが近付き
そうなると軍隊輸送ルートは使えなくなる

現地へ飛んだフランクにソウル・ブラザーのボスは忠告する
「勝っているうちに止めるのは 臆病なことではない」

ハーレム牛耳るニッキー・バーンズ(キューバ・グッティング・Jr)がブルーマジックを薄めて販売

「ブランドを汚したんだ」と怒るフランク
商品の信用は大切だった

その帰り またもやトルーポから車を調べられる

フランクは知らなかったが弟がヤクを積んでいた

たかられる様子を 尾行するリッチー達が見ていた

リッチーは捕まえた人間から フランクの組織の情報を入手し 盗聴からヤクを輸入する場所を知り おさえにかかる

トルーポはフランクの屋敷を急襲 家捜しかけて
大抵ギャングは逃走資金を自宅に隠している 出せ!とフランクの妻に迫り 口答えされ殴り倒す

フランクが可愛がっているシェパードの犬小屋に目を付け シェパードを情け容赦なく射殺
犬小屋の下から多額の金を発見 にんまりする

リッチーのチームはヤクを詰める団地を発見 抵抗するものは射殺
多くを捕らえる

屋敷に帰宅したフランクは母親に責められる

日曜日 教会から出たフランクは逮捕された

フランクは日曜日は母親と教会へ行き バンビーの墓に花を供える

フランクのことを調べ上げたリッチー達は そのことも知っていた

逮捕されたフランクはリッチーと話すうち 互いの一致を見る

汚職など悪徳警官の一掃

次々と警官が逮捕されていく

トルーポは拳銃自殺をした

麻薬捜査局の四分の三が有罪になった

フランクの妻と母親は故郷に帰り フランクの一族は三十人が有罪になった

フランクは70年の刑が言い渡された

検察を辞め弁護士となったリッチーの最初の客はフランク
リッチーの弁護と司法取引により 刑は短くなり 1991年フランクは釈放された

原作マーク・ジェイコブスン(ハヤカワ文庫NF)

確か映画の公開当時は デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの2大俳優対決が話題になりました

追う者と追われる者 会って話してみたら 共感できる部分も人としてあったーということでしょうか

やり取りは

麻薬が栽培される場所の異国情緒

当時の車の形

成功した長男がしていたこと
昔気質の母親のなんとも言えない気持ちの表現

どこにポイントを一番持っていきたかったのか ぼやけているようにも感じられますが

釈放されたフランクは何を思ったのだろう
後どんな人生を送ったのかー

気になります

ラッセル・クロウはシャロン・ストーンと共演した「クイック&デッド」が外見的には一番好きでした

ちなみにフランク・ルーカスは実在の人物です↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9

ちょっと切り口が面白かったブログさんです↓

http://d.hatena.ne.jp/aomeyuki/20080310/1205165067

こちらも↓

http://blogs.yahoo.co.jp/guch63/31177714.html

もう一つ♪↓

http://www.cinemaonline.jp/review/bei/1270.html


「繭の見る夢」ー沙月ー1ー

2012-08-29 01:05:43 | 自作の小説

まさかお店に来てくれるなんて思わなかった

仕事帰りに寄るラーメンの屋台

よく一緒になる背ばかり高いぼさぼさ頭のサラリーマン

いつか話すようになり 美容院で働いていること話したら
カットに来てくれた

ちゃんと顔が見える髪形にしたら ひどく喜んでくれて 休日も会うようになった

結婚して共稼ぎだったけど いつか自分の店を持つ夢もあったし 忙しくても楽しかった

仕事のせいだとは思いたくなかったけれど 流産を繰り返してしまいー
病気で子宮摘出

女として お仕舞いになったみたいで落ち込んだ

自分には何の価値も無くなったように思えた

もう自分の子供は持てない

女じゃない

「少し環境を変えないか」と夫は言ってくれた

久保山重彦 重彦さん

「兄貴が死んだ 帰って来いって言われてる
一緒に行ってくれないか
必要なんだ 君が」

「子宮が無くても」
「もし僕の片腕が無くなったら 君は俺を捨てる 離婚する」

「いいえ いいえ」
やり直す為に 生き直す為に
夫の故郷へ向かった
死んだ兄に代わり夫は家を継ぎ 夫の親戚達の中でも 夫のいとこになる久保山一紀と典子の夫婦とは 随分仲良くなった

典子さんは妊娠していて
もっと辛いだろうと思ったけど 赤ちゃんが産まれるのが楽しみになっていた

無事に産まれた時は嬉しかった

紀梨子

お兄ちゃんの一典も可愛かったけど

夫の故郷で美容室開いてやっていくのもいいかなと思えてきた

気になることがないでもなかったけど 夫がいてくれる

一紀さん 典子さん

そこへ 山津波
一瞬にして家は流れ土砂に埋もれ
夫とはぐれた

気がついた時 一典と紀梨子を抱いて とぼとぼ歩いていた

本家の巴弥都真太郎さんが 家に置いてくれた

隣の山麓にある本家は被害が無かったから

半月経っても 誰も生きては見つからず

真太郎さんに相談して 子供達を養子にする手続きをした

本家の責任だと 真太郎さんは笑い 後は引き受けたと 子供達の養育費だと見舞金までくれた

何かあれば連絡してくれとも

子供達の存在は支えだった

一典は社会人となり就職し家を離れた

紀梨子は専門学校で幾つか資格を取る気でいる

そこへ一典は行方不明になる

よりにもよって あの土地で

相談受けたら 絶対反対した
行かせはしなかった

だから私には黙って行ったのか

紀梨子は一典を探しにあの土地へ向かい

気が気ではなかった

ひっかきまわして 巴弥都の本家の電話番号見つけ出し かけたけど 真太郎さんは死んでいた

孫だという青年が行ってくれると言ってくれた

断れない予約の仕事を片付けると 閉店にして あの土地へ 夫の故郷へ向かった

紀梨子の無事な姿を見るまでは 安心出来なかった